2025年01月06日

リプロ予告。

手始めに SRX用
アルミ燃料タンクのリプロダクトに着手しました。

現在4台の予約が有ります。
数が多い方が、コストも削れるかな?。

簡易治具作っていますが、結構・・手間掛かっています。
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興味ある方は、問い合わせ下さい。

posted by 仙人 at 18:42| 日記

2025年01月01日

謹賀新年2025

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 世の中の流れに(不況?の)逆らえず、長年欠かさずに出してきた 
年賀状も昨年で最後になってしましました。が・・NAGは続く。

新年度は、ホームページも、もっと使いやすく、もっと解りやすく
リニューアルされますので、これまで以上に ご愛顧頂きますよう
お願い申し上げます。
posted by 仙人 at 00:00| 日記

2024年12月01日

SRX用リプレイス・フロントフォーク・インナーチューブ

昨日、1JK用Ø36のリプレイス・フォークにWPバネ(アグレッシブタイプ)に、NDS.Comp(猫足)を装着作業を行いました。
 装着は出来たのですが・・3点ほど注意点を書いております。
点錆びが気になる、購入しても、そのまま使えるのだろか?。
等、購入を決めかねている方のために、(自分もその一人。((笑


1,上下に動かないのでフローティングバルブの役目を果たさない。
2,内蔵されているフローティングバルブの内径が大きい。
3,バルブ収納箇所の内径が大きいので、「オイルロックピースカラー」の外径も、内径と合わなくなってきますので、隙間がスカスカに成ります。

*オイルロックピースカラーとは、サスペンションが底突きしたときの最後の砦。隙間を小さくする事で、オイルの逃げ場所をなくし、金属同士が直接衝突しない様に、オイルの逃げ場所を狭くする事で、衝撃を緩和する役目をしています。

これでは、オイルロックピースカラーの役目を果たせませんので、ご注意下さい。
問題点1,2,については、BURRITOがカバーしますので、装着後の問題は・・多分少なくなる。

問題3,に付いては、部品を製作しますので、ご相談下さい。
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posted by 仙人 at 16:59| SRX

2024年11月23日

ハスクバーナー401

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ハスクバーナーヴィットピレン401(水冷)にSuperb Forceを装着しました。
以前、ヌーダの時も苦労しましたが、これも一筋縄ではいかなかった。
先ず、気づいたのは、純正の内圧コントローラーは、廃止されていました。

その意味は、以下の通り。
ブローバイホースは、相変わらず3本。
1本目は、エンジンヘッドからクリーナーボックスへ。
2本目は、ミッションケース、ドライブギヤ後方から、エアークリーナーに。(多分リターン用かな)
3本目は、クリーナーケース、エンジン側ブローバイホースの真下。(水抜き用)

特筆すべきは、手が入らないので見た目の凡そのサイズですが、1本目のØ14のブリーザーホースですが、クリーナーBOX受け側の内径が6ミリぐらい?。2本目のミッション側も出口で絞って、これも凡そ6ミリ。
*解説すると、(4輪ランドクルーザーの頁でも説明してありますが、)穴を絞ることによって、排出するけど吸引を妨げる事で、低回転時のクランクケース内圧を下げる効果が見込まれますが、それ以上にブローバイ量が増えたときには処理しきれないので高回転の伸びが犠牲になります。

作業にはタンク、カウルを外し、Ø10のロングドリルを用意する必要があります。
先ずは、エンジンからクリーナに繋がるホースの接続部内部穴(Ø6)を拡大。
シートレールを止めるネジが邪魔して、ドリルが真っ直ぐ入らないので、このネジを引っ込めておき、傷が付かない様に保護カバーをした、Ø10x120x200のドリルを何とか隙間を通します。

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拡大図。
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しかし、これではまだ終わらない。この穴を開けた部分は油水セパレーターなので、クリーナー本体との隔壁には、Ø4.0の穴しか開いていません!!。
 これが位置も悪く、表面から穴開け出来ないので、無理矢理、斜めから開けることにしました。
写真は、エレメントを外した、クリーナーボックスの奥。穴は・・肉眼では辛うじて見えていますが、写真には写らない。
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真ん中の出っ張りは、ボックス固定ネジ、この左側奥に同通口Ø4.0が有る。
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拡大 赤い印の奥の壁に、排気口の穴が・・・・
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2本目のミッションから出るパイプは、このままだと水分が溜まったり、内圧を下げても、大気を循環したり吸ったりするので、ドライブギヤの後ろのホース、出口直後にブラインドプラグを付けました。
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後はバルブを装着して、負圧ホースをキャニスターの負圧に割り込ませれば、完了。
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燃料ホースの長さに余裕が無く、外すのも取り付けるのも、難儀しました。
負圧を取った、キャニスターのホースは開口部一番先にあり長く余裕を取っていますので、タンクを降ろした時にS字に折りたたまれますので、ホースが折れない様に気を付けましょう。

オーナーさんから早速インプレッションメールが届いていますので、紹介したいですが、(掲載許可申請中です。(笑)
OK頂きましたので、インプレッションを公開ッさせて頂きます。
「今日はNAGバルブの取付をしてもらいありがとうございました。
帰りの調子が良くて良かったです。
言われたように、バックミラーが高速道路を走ると確かに良く見えます。
以前はブレて見えなかったのに。
エンジンの微振動が消えて、鼓動だけが残ったように感じます。疲れにくいような。
トルクが増えて粘り強くなったようなエンジンで発進がしやすくなりましたね。
でも一番は、減速のフィーリングが良くて、
回り込むようなカーブをエンジンブレーキを利かせつつ倒し込むところは気持ちがいいもんです。

最後のバイクかなと思いつつ、バイクを換えてしまったので、
次回もバイクを換えたら、取付をよろしくお願いします。
ありがとうございました。

以上です。」
私も、満足頂いて、うれしい限りです。 ありがとうございました。 m(__)m


2024年11月19日

VWAGENバス T3にナグバルブを装着

フォルクスワーゲンT3 キャンピングカーにNAGバルブØ22を装着しました。

 私も若い頃、空冷VANタイプを乗っていましたが、多分53年ぶりぐらいで、助手席に乗らせて貰いました。
長〜いチェンジレバーはそのままでした。(笑

 リヤゲートを開けて貰うと、見慣れた強制冷却のカバーが無い!!。ほぼフラットな見慣れないエンジンでした。
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難なくブローバイホースも見つかり、先ずは安堵。事前にブローバイセパレーターのタワーのカット部品などの写真を送って頂いていましたので、下にある画はカットモデル。
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走らない原因はこれ。Ø22のブローバイホースを用意して有るのに、出口は6ミリほど。
(*これは日本でも、バイクの鈴木のグースや川崎のW400等。近年では豊田HB車輌にも多く見られますが、HiAceやレクサスなども。仕組みは、針の付いていない注射器を伸ばした状態から押すと、力は要りますが縮められます。反対に、急激に引くと伸びますが手を離すと、低い気圧に引っ張られて縮みます。
この原理を応用して、ピストン下降時はブローバイを追い出し、上昇時には外気を吸う時間を与えない事で、低回転時のクランクケース内圧は若干低く保てます。

 が・・・、回転が上昇し、ブローバイガス発生量が多くなると処理し切れなくなるので、クランクケース内圧は高まり、結果的に回転上昇が重くなります。しかしHB車輌は、この時点で電気モーターがアシストするので、オーナーは気付かない。)

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こじると簡単に外れるので、撤去しました。

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うねっている、こちらのホースはPCVのホース。

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この様に取り付きました。
試乗の結果、急激な減速も無く、緩い坂道も減速しなくても登れる様になりました。
帰路の高速も,快適だったそうです。

2024年11月12日

ランクル250にNAGバルブを付けてみた。

発売されたばかりのTOYOTAランクル250にナグバルブを付けてみた。

ありがたいことに、今月の週末土日は、NAGバルブ取付待ち車輌で、予定が一杯です。

ブローバイホースがØ16からØ18と異径に成っていて、更に短いので自分で取り付けるときは、カット寸法が重要です。

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取付状態。
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(ホースがØ16からØ18と太いホースを使っていますが‥エンジンヘッドカバー穴は小さく、凡そØ7程度。 装着に当たって、オーナーさんの了解を得て、穴拡大させて頂きました。)因みに、NAGの経験上、Ø10以下の穴は、抵抗になってしまうので、好ましくありません。m(__)m

残念な事に、取付後はのぞき込まないと見えにくい。
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お役様の運転で試乗して頂きましたが、驚きの連続で、大変満足されました。

まだ、ショップの頁に掲載されていませんが、サイズはØ16とØ18の異径、専用品になります。
価格は他の機種と同じです。φ16/Ø18 (暫定番号 NAG06-T054SF 33,000円)
ご要望があれば、無料で穴拡大施工も致しますので、先ずはお問い合わせ下さい。

ジムニーシェラにNAGバルブを付けてみた。

納車されたばかりのジムニーシェラに、OP仕様のNAGバルブを付けてみた。

ブローバイホースがØ14サイズになります。
NAG06-S027SFOption 35,750円
ジムニーシエラ JB74W K15B 2018〜 1500cc 専用品
付属部品 ホース(純正品)
金属製パイプ(水ホース接続用)
金属製パイプ(純正ホース接続用)付

 先ずは、作業しやすいようにエアークリーナーボックスをそっくり外しておきます。
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オプション仕様なので、冷却水ホースとブローバイホースの鉄パイプを外して、見た目も性能も確保出来るように、エンジンから一番遠い箇所、インテークの蛇腹ホースに、直接差し込みます。
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解りにくいので、アップで!。
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テスト走行するまで、半信半疑だったようですが、大満足して頂きました。
特に排気量アップした新型は、1500ccに排気量が増えた分クランクケース内圧も上がりますので、体感は大きくなります。 

2024年11月09日

GSX1100S刀 ファイナルエディション

GSX1100S 刀 ファイナルエディションを、3月中旬に預かって、7月7日に着手。最終11月2日に完了。
忘れる前の覚え書き。
オーナーさんは、’80年代にHONDA R&Dで一緒だった同僚。その時代にSUZUKU γ4気筒にのっていて、レース車輌に間違えられて「こんな車輌に乗っていて良いと思ってるんか!!」と恫喝? いや・・職務質問を受けた逸話の主。

 写真が見つからなかったが、耕運機ハンドル仕様は!!。初めて見た!!。
当時、最先端のフランス人デザインが売り込みだったはずなのに・・・(デザイナーセンスを疑いました。m(_ _)m  
https://young-machine.com/2018/12/04/19554/#goog_rewarded
ドイツ人デザイナー ハンスムートさんでした。

 オーナーさんの要望は、「フロントノーマルにブレンボキャリパーを安価な金額で付けたい!のとFCR取付」でした。
他のメーカーサイトでも取り扱われていますが、ディスクごと総入れ替えになり、かなりな高額部品。
その他は、「NAGさんの思うように」と言う事で、時間かけてやらせて貰いました。
と言うのも、初めて触る車体なので、パーツの手配やら見当が付かず、オーナーさんの協力も得ながら、各パーツ毎に用意されていたトラップに、問題解決に都度ネット検索。
(仕事しているよりもこっちの方が長いか〜 (笑

先ずは、キャリパーステーの型取り、寸法取り、試作品。
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取り付けては見た物の、ホースの位置が違う、ネジピッチが合わない。等最初から、躓いています。
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こちらが正解。
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ホースもバンジョウも、角度を合わせて、スッキリ付きました。が・・マスターシリンダーのホースもネジもピッチ違い。TOKICO 1.25ピッチに対し、ブレンボは1.0。バンジョウの厚さも違ったり、同ワッシャの厚さも違ったりで、バンジョウボルト長さ合わせに奔走しました。&こんな一般常識も初体験でした。m(__)m

FCR取付
BITOさんの処で購入して送ってきた。(うちで買えば・・・(略)(笑))
ポン付けで行けるはずが‥。ワイヤーの長さが合わない。(多分、スロットルドラム毎交換するのか?。)
最初からパワーフィルター仕様になっていたので、これに合わせてファンネルアダプターの製作。
ファンネルアダプターも、すでに購入されていましたが(なんで先に相談(以下略))このアダプターだと、キャブ調整毎にフィルターの脱着をしないと。それにフィルターを外した状態で調整した後に、フィルターを戻すと、折角調整しても又変化してしまうのです。
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長すぎる、戻し側のワイヤー。
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戻し側を切って、太鼓を付け直しました。
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サイドカバー!!
こんなによごれるか?と思うくらいに、スプロケットと、チェーン後が削れて残るくらいに、グリスと泥汚れで詰まっていましたので、削り落として、ブラスト処理。
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そうしていると‥。新しいのが届いた!。 
流石です!スピンドルシャフトのサポート付きです。(ノーマルカバー用に用意するか、思案していました。)ついでに、ドライブチェーンとスプロケットも交換。
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電動アシストクラッチとワイヤー。
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取り出すのに、知恵の輪!!。そもそも、これを動かすのに、複雑なワイヤー配策されているので、クラッチよりも、ワイヤーのフリクションが多く、重たいのです。

シンプル配策しました。
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オイル交換がスムーズに行えるように,フィラーキャップも交換。これなら、いちいちステーを外さなくても行けます。
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使用したワイヤーは110mmだったけど、105oとか100mmでも行けるかも知れません。
クラッチレバーの重さは、SRXセルしようと同等か少し軽いくらいで収まりました。

電装関係
オーナーさんが買い置きしてあったLEDに交換。
が・・・点いたり消えたりします。原因はこれ。経年劣化で接触不良&ケースはひび割れ。
○耕運機ハンドルバーが取り回しにくいので、セパハンに変えました。
新しいキルスイッチ流用で取り付けますが、金具が幅が、ハンドルボスに当たります。
幅を狭めて、対処。
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フロントサスペンションは、他社のイニシャルアジャスターが装着されていましたが、NDS.Compに交換。
よく動くようになりました。DSC_0000_BURST20241102142220813.JPG

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引き取り待ち状態です。
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今回作成した、ビレットパーツですが、希望の方が居られれば、お分けします。
posted by 仙人 at 19:23| 日記

2024年10月31日

SRX燃料タンク修理

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高齢で、遠くまで行くことが難しくなる前に、仙台コバルトラインMTに参加してきました。
が・・・・前日下見までしてくれたメンバーの燃料タンクが、当日朝に盛大に燃料漏れが発覚。m(__)m

で、修理の為に送って頂きました。
先方で、洗浄済みと聞いていましたので、セオリーどおりフラップ・デスクでペンキ落としてやると・・、盛大に穴が現れた。
左底。
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右底。
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右サイド。
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穴埋めの半田終了後、浸透液で漏れチェック。
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あらー、盛大に漏れているし、オマケに黒い汁が出てる。
念のために、もう一度洗浄してみると、出るわ出るわ黒い水が‥。
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と言う事で荒治療。(写真撮り忘れてた‥)タンクの中に1.5mほどの長さの鎖を放り込んで、ガシガシしてから、水が澄んで来るまで洗い流し。
動画が見つかりました。貼り付けておくので、興味ある方は、どうぞ。
https://www.facebook.com/reel/1487228725284727 (鎖を投入して、錆落とし)
https://www.facebook.com/reel/3713539715578510 (内部の水洗い)

 でも、シャラシャラ音がするので、マグネット棒を差し込むと。錆の塊がドンドン出てきます。この状態で水が漏れるかチェックすると、勢いよくシャワー状態。錆が取れて板が薄くなって、半田も薄かったようです。

その後、気を取り直して再挑戦。
半田後に、パテ塗りして研磨する事を考慮して、今度は錆の回りを予め2ミリほど帯状に叩いてへっこめました。こうすれば、半田の層が厚く残るので、多少錆が進んでも、半田の層を突き破らないし、パテ研磨しても、半田を削ることも無い。
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タグ:燃料タンク
posted by 仙人 at 17:10| SRX

VTR SPU に、NAGバルブØ18とブローオフバルブ装着

VTR SPUを乗りやすくしたいという事で来社頂きました。
フルカウル、RAM圧仕様なので先ずはカウルを全部取り外します。
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次に燃料タンクを取り外し‥。
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やっと、エアークリーナーにアクセス出来るので、エアーファンネルと共締めになっているBOXを取り出し。サイドにブローオフバルブの取り付け穴Ø30を開けます。
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取り付きました、が・・。結構きわどいですね。エレメントに触りそうですが、何とかクリア。
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NAGバルブのサイズはØ18です。
装着後の写真を撮り忘れましたが‥m(__)m
このフレームの内側に沿った箇所にあります。
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フレーム溶接後の辺りに取り付けました。
エマルション対策用の負圧は、元々RAM導入口あったフラップ作動の負圧を利用。
フラップのダイヤフラムは、ブラインドプラグを使って栓をして、動かないように。
(通路は左右有るんですが、乗車して右側はフラップが閉じますが、左側はにフラップはありません。???。
何の為の蓋なのか??疑問。これで良いのですかね〜)m(__)m