2015年04月15日

キャブ油面は命!(2)

エンジンが掛からなくなった、キャブレターですが、前日の日記では
大きく油面がズレている事が解りました。が・・・どのくらいズレていたか
実油面を測ってみる事にしました。

STD油面。
DSC03628.JPG

此方、現状(フロートが下がった状態)
念のため、SJが油面に触る距離を印してありますが、マイナスドライバーの溝があるので、吸い出し口は
あと2ミリほど上になります。当然、エンジンを掛けると、油面は下がりますので、SJは顔を覗かせるぎりぎりの所かな?。
DSC03629.JPG
オーナーさんと電話で話をしていると、此処ばかりのように思えないので、全バラしてみました。

MJやSJを取り付ける部分(JetBlock)合わせ面から、リーク!発見。
これでは、エアースクリューが効かないですね。(これも不調の一因になります)
DSC03616.JPG
漏れたガスケット。
DSC03624.JPG
受け側。
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さらに、フロートバルブが当たる場所が摩耗。皆さん以外と無頓着な方が多いのですが、フロートが上下すると、この部分は円弧を描きますので、此処の面はバルブ先端が滑る必要があります。
DSC03618.JPG

この様に凹んでしまうと、バルブは横移動出来なくなり、凹んだ位置に固定されてしまい、本来上下運動するバルブは、フロートアームと一体の円弧運動をすることになります。
その結果は・・・・バルブの変摩耗。基準線を引いておきましたが、凸側面が湾曲摩耗してしまいます。
DSC03619.JPG

更に・・・この受け側のバルブシートも・・丸形状が四角に。(赤丸で囲った4カ所)
DSC03620.JPG

更に、さらに・・・
フロートアームピン支柱の穴も摩耗?。
DSC03625.JPG
結局、部品交換になりますが、アーム支柱穴は・・直らないんですね。(回りから叩いて、穴を縮める事になりそうです。)

形が残っていても、いつまでも使える訳ではありませんね。
ここまで酷いのは、クランクの芯ずれなどの影響で、振動が異常に大きいのだと思います。

posted by sennin at 16:33| 日記