2016/05/07〜05/10日の長期取材になりました。
知る人ぞ知る!、カスタムの虎の穴作者アオキシンさん。
氏とは、25年も前から旧知の仲。
(’92年から、サイクルサウンズ誌の記事にも、挿絵を描いて頂いておりました。)
新年早々持ち上がったカスタム化計画でしたが、悪天候などの諸事情でGW開けにスケジュールを開けていただき、やっと実現となりました。
任務1)固すぎるKTMのF・サスペンションの突き上げ緩和。
(メーカーの名誉のために申し上げますが、氏の体重が55kgと軽すぎる為、動きが追従しない)
任務2)エンジンブレーキの軽減。(NAGバルブを装着します。)
任務3)これらの作業&キャブレターの情報収集。
任務外)職業病の、酷い肩こりの修理?。
早速吊して、フロント回りをバラしました。
倒立サスで、イニシャルアジャスターの無いタイプですので、シムの代わりにベアリングを挿入します。
氏の要望も有り、「イニシャル加重を変えない状態で体感したい」と言うことで1oと2oの2タイプのシムを用意しました。(カラーもそのまま使用します)
が・・・キャップの中心ガイド径が1o太いので、ベアリング内径に合わせて、切削加工。
このように収まります。
やっと出来上がり、動きのスムーズさに 大喜びの図。(笑)
が・・、既に夕暮れになっていましたので、試乗は翌日に持ち越しになりました。
でも、すぐに乗れる訳ではありませんので、任務3。
センサーが繊細な動きを感じ取れるように、体のメンテナンスが・・先ですよねー。
まな板の鯉状態です。(2月から予約してあった、行きつけの鍼灸医にて)
先生曰く「筋肉が疲労してボロボロ、明日のバイクは控えた方が良いよ」と爆弾宣言を受けてしまいました。
でも、素直に聞く様な輩では無いですよね。(笑)
治療が終わり、身も財布の中も軽くなったところで?・・・・
先生自慢の「究極のカスタムバイク」を前に、記念撮影。
のぞき込んでネタ探し。
あ・・・・発見!。
一番の収穫は、このバイクに出会ったことかも知れませんね。(笑)
前後のお手製バックは、「患者蘇生術の7道具」が収納されていまして、往診に大活躍。
が・・・・、カーナビやスピーカーも装備されているんです。
気が向くと遠出もしていますので、見かけたら気軽に声かけてくださいねー。
交渉次第で、緊急処置してもらえるかも?。
丹羽先生、昨夜9時過ぎに無事帰着しております。治療ありがとうございました。
(NAGバルブ装着に、つづく)
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