此方も新顔で、初めての取り付けになりました。
話は主題からそれますが、
後述しますが、今年初めにハスラーの取り付け依頼があったときは、ブローバイ出口に直接エアークリーナー側のボスを差し込むタイプだったので、ブローバイのホースが有りませんでしたので(パレットや旧アルトも同じ方法)心配していましたが、今回はちゃんと立派なホースが付いておりました。
バルブは、スロットル手前に、φ14シュパーブを蛇腹に直接差し込みます。
るんるん気分で、クリーナーカバーを外し、エレメントを取ると・・雨水?。
おまけに、水抜きの穴は1カ所空いてはいるのですが・・、水たまりと反対の左側。ついでに真ん中と右側にも穴を追加しておきました。
エアーダクトは、ボンネットの隙間から、走行風を取り入れる場所にあります。解りにくいですが、後ろは貫通でふさがっていないのに??、なぜ水が入る。
原因はこれ。
フロント・マスク形状にあります。
正面で雨を受けて、段差が無いのでそのままエアーダクトに直進。と言うことで、まずは進入防止のために、段差を作ります。これで100%、侵入を防げます。ついでに裏側の穴も塞いで、走行風を有効利用。
対策後
次は、バルブ装着。
これは楽勝かな?と安心していると、更に・・・思わぬ伏兵が待っておりました。
PCVバルブが・・見あたらな・・。で、探すとなんと!インマニの間にかすかに見えます。
正面からは見えないので、鏡に映してみた。オレンジ色のがそれ。
うえから、PCV迄アクセスできません。ホースには手が届くのですが、ホースごと抜いてしまっても・・、元に戻せなさそうなので、ジャッキアップして下から出来るかどうか、確認しますが・・。
潜った姿勢からでは、絶対無理。
そうも言っていられないので、上から何とかハサミを入れて切り取り、Tジョイント仕様にしました。
が・・・・、ここからが困難の始まり。(新型SuperbForce は、PCVバルブ側を加工しなくても良くなりましたので、簡単に装着出来るようになりました。)>
クランプを入れようと試みましたが、ペンチでクランプを開こうにも、手が届きません。
最初から開いた奴を差し込んで、Tジョイントを付けてからタイラップを切り落とす作戦に。
何とか装着完了。
まずは、エアーダクトの後部を穴あきのまま試走して貰い、馴れたところでダクトを塞いで、違いを感じて貰いました。ダクトを塞いだだけでも、効果てきめん!。まるで、別物に生まれ変わりました。
追記で、ハスラーは、この部分がヘッドカバーに直接入ります。
これをホルソーで切り取って、
代わりに、バルブを埋め込みます。
両車輌とも、一般ユーザーの手に負えませんので、リフトを持っているガレージか、インマニ外しが出来る専門店に相談して貰うしか、取り付けは無理です。
よく走るようになるのに、残念ですね。
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