2015年09月17日

あらら、こんな処にも、トラップが・・( sub タイトル 怪我の功名)

 約5年前から、1JKのオーナーになった訳ですが、同じく所有している3VNと比べても、F・サスの動きに差異を感じていました。お手本にしている”そらいろごう”に似せようとしても、段々遠くなります。

 その原因は、9月14日の記事にあるように、アジャスター調整量と空気バネの相関図を作ってみて 初めて解りました。もちろん、インナーチューブ外径が2ミリ違うのだから、内径にも差があり 同じストロークをさせれば、容積の小さい方が早く内圧が上がることも、頭では理解していました。

 14日の日に、フロントアジャスターの(締め込みが足りない=カラーが短い)事が判明してから、なぜ、そのような事が起きたのか、考えてみました。

そして、検証。
此方、3VN (トップキャップを外して、アウターチューブをいっぱいにも持ち上げた状態で、三つ叉に触るぐらいの位置で、ボトムエンドとなります。
DSC04130.JPG
対して、1JKはというと・・・???。
DSC04131.JPG
写真の様に、3VNと比べても14ミリ手前でボトムエンド・!!。ガ〜ンです。

この位置を、残ストロークだと勘違いしていましたので、
まだ余裕がある物だと思い込み、イニシャルアジャスターをどんどん緩める方向にしていたのですね。
 このセッティングで、ライディングの師である、ヨシ王さんに試乗して頂いたときに、「 3VNは、申し分ない特性になったけど、1JKは・・途中で止まっちゃうよ?。」と言っていた原因と症状が解りました。

 これまでに、アジャスター調整やシムを入れることで、バネの堅さは大きく変化しないことも解ってきましたので、どのハンドル高さが安心して乗れるのかを探ってみました。

 いつものワインディングに行って、大きく締め込むと曲がらなくなり、緩めすぎると切り込みますので、一番気持ちよく曲がれるところを探しました。その状態では、ゴツゴツ感も残りますので、走破性を良くするために、アジャスターを内圧が0.2kg/㎠になるまで締め込みます。

と、ここからが大事!。
締め込んだ分はハンドル位置が上がった事になっていますので、その分は突き出しを変えることで、姿勢を正します。

これで、初期作動が良くなり、旋回性能も格段に上がりました。おまけに、締め込み量だけ残ストにも余裕が出来たはずですね。

 そもそも、レーサーの整備をやっていたときのイニシャルアジャスターの使い方は「残ストロークが無くならないところに合わせるのが鉄則で、その為に変わった姿勢を突き出しで修正する。」
これが、正しい使い方だったんですが、すっかり忘れていました。
 
 と言うのも、サイドスタンドを掛けた状態で、スタンドに車重をのせ ハンドルを引いたときに10ミリ前後伸びるのが、一般車両の調整目安になっていましたので、(サスのパーツを買うと、その様に書いている物もあります、現に3VNはこれに沿ったところで調整している。)此処ばっかり重要視していましたので、1JKのボトムエンドを残ストロークと勘違いしていた事も、大きな間違い!セットアップの違和感に繋がったと、猛反省せねばなりませんね。

随分と長い時間が掛かりましたが、大きな収穫を得たと思います。
まさに! 「怪我の功名」(笑




posted by sennin at 18:55| 猫足・サスペンション