が、ここにきて 新たな問題が発覚!!。
事の起こりは、近郊にお住いのユーザーが、「クラッチを切れるようにしてほしい」と依頼がありましたので、いつものようにプッシュロッドの加工を行いました。
加工前外径=11.95ミリ 加工後の外径=12.2ミリ クリアランス=0.05ミリ
シャフト内径は、過去最大でした。しっくり入ったので、作動確認・・・・。
が・・・・、
合わせマークの↑の箇所が、何をやっても早く開きます。??
#14 プレーとプッシュ(花びら状に6角ナットが付いた奴。)を180度位置を入れ替えて。
通常、これで直るはずなんですが・・・・。だめ!!。
取りあえず、#11 プレート・プレッシャー1 の当たり面が荒いので、切削整形。
??、同じ!何の変化もなし。
#7 ボスクラッチのひずみと、スプリング座面高さを測ってみました。
歪んでいたり、高さがばらつくこともありません。
で、手持ちのプレートを組んでみると、okです。ちゃんと平行に開きます。
これがバネ座面高さの成績。
で、お客様のは…
深いところと、浅いところでは、最大で0.2ミリ深さが違っています。
私が3VNで使っていたものを計測すると、最大で0.15・・ガ〜ン
スペーサーで合わせることも考えましたが、5個そろえるのは・・大変そう。
で、面取りドリル外径が同じだったので、作っちゃいました。
これを使って、座面切削した後、
同じように計測。
成績は、0.01〜0.02の範囲に収まりました。
組み込んでみるとあ〜ら不思議!。ちゃんと直りました。
エンジン掛けて、ローからニュートラルに、一発で戻りました。
ニュートラが出ないでお困りの方。プレートを送っていただければ 修正受付ます。
過去の関連記事:追記2017-2-1
http://nagsed.sblo.jp/article/105274587.html
http://nagsed.sblo.jp/article/113334564.html
タグ:3SX1のクラッチ