その手法の一つが、ASとPS開度を標準戻し数に固定して、SJをスクリューに合わせる。そうすれば、これ以降は、SJの大きさに迷わなくても良くなりますので、その他の重複している部分だけに集中して、セットアップを進めることが出来ます。
ウサギ君も、トマト君も、解ったかな?。
続く
「これで、何があってもSJを疑って逆戻りなんかしないで済みます。」
ゆめゆめ、神を疑う出ないぞ!。
FCRの場合の基準PS戻し数=1.1/4 ASはキャブ全般で1.1/2と定められています。
と、ここで終わりましたが、今日はMJの選定のお話。
え〜、未だJNのストレート径や段数、テーパーの話が・・未だじゃん!!
と、思った方、正解です。が・・よく間違えるこいつの話をしないと、先に進めないのである。
前にも書いた通り、「メーカーはMJから決める」という間違いが浸透して居ることと、別な話になります。
通常MJは3/4開度から、全開までが守備範囲とされています。だから、国際A級ライダーでも、スロットル全開になるまでは、仮にMJが付いていなくても気づかない場合が多いのです。(仮付けの状態で、MJが脱落)これよりも低い開度でMJの大きさが決められたら、テーパーや段数の存在意義が無くなりますよね。
乱暴な話、段数もテーパーも必要ないと言うこと。でも、変更することで変化があると言うことは、
メインノズル内径(2.9)とJNが潜っているときの隙間がMJの大きさよりも小さいわけだから、調整が出来るのです。
が・・しかし、その辺を急加速で走ってきて、MJを交換する人が多いのも事実なんです。
で?、スロットル全開じゃ無いのに・・・解るんか?。と、私も疑問に思っていましたが・・・、解る人には解っちゃうんですよ、これが!!。(変化が解っても、適正な大きさでは無いんです)
なぜこんな不思議なことが起こるのでしょうか。
それは、日記 2011年09月03日 いよいよ、FCRの秘密に・・を
読み直して頂ければ、解ります。
と言うことで、またしても宿題を出しましたが、しっかり読んで覚えて、頭をクールダウンした頃に、次のステップに入りましょう。
つづく
トマト君、考えすぎて 脳みそ熟れまくりにならないように。
ウサギ君は、長い耳で情報収集を忘れないようにね〜。♫
2017年10月10日
各部品の寄与率を覚えよう(4)
posted by 仙人 at 18:35| 日記