先ずは、シートもタンクも取り外して、作業しやすいようにします。

バルブ取り付け箇所は此処。

エマルション処理の負圧取り出し。

最近のバイクは、キャニスタ(燃料蒸発空気を大気開放しない装置)も、付いているんですね!!
ついでに、締めすぎて動きの悪い減衰フロントサスの調整をしました。
1,先ずは、フロントタイヤを浮かせた状態で、トップキャップに付いている空気抜きの(多分M5)スクリューを緩め、空気抜きをします。
2,減衰を全抜き状態で、オーナーさんにフロントを動かして貰いながら、減衰のノッチを数えながら、締め込みます。7ノッチで効き始めましたので、左右同じ締め込み代に調整。結果17ノッチが7ノッチに。良く動くようになりました。
エンブレが弱い分、リヤブレーキをしっかり踏むようにアドバイスし、走って貰いました。
「まるで教習所のバイクのように良く曲がるようになりました」と、オーナーさんの弁。
まだ、後ろのプリロードが弱く柔らかすぎますが、随分と曲がりやすくなったそうです。
これを読んで、心当たりのある方、是非一度足を運んでください。
自分の目線の先に、バイクが走って(曲がって)くれるようになると、楽しさが倍増します。