昨年から採用されています、エマルション対策仕様に加え、RENAULT MEGANE専用を開発、販売いたしました。
外径が大きくなったことで、従来品より課題であったエマルション対策を、更にもう一歩推し進めることが可能になり、伴って性能も更に向上させることに成功しました。
メガーヌ用断面図。

従来品との比較
従来品(下図)は、バルブ軸回りを空気が通るのに対し、メガーヌ専用品の軸は保持機能だけになり、空気はより広い外周を流れるため、抵抗が大幅に減少しました。また、可動部のエマルション付着防止にも役立っています。
当面は、ルノー(メガーヌ)、Porsche(911)を手始めに展開していきます。
国産車では、RAV4も同じ形態を取ることが可能だと解りました。当面は、Φ16以上のサイズについて対応して参りますが、小径サイズはしばらくお時間を頂くことになります。
HiAce200Kヂーゼルエンジン用も、取り付けが容易な物を近日中に発売開始します。
特性は、スポーツとレース仕様の中間に位置しますが、加速感に関してはかなり上質になり、気むずかしさが影を潜めています。
2輪、単気筒については、作動音減少対策した物が、単気筒専用部品として発売されます。(多気筒の消音は必要有りません。)
以下に、初期型から現在2011モデルまで比較のために並べてみました。
2輪の場合は、特に車輌との性能の擦り合わせが必要となりますので、困難な仕事になる予感がしますが、順次開発して参ります。
これからも、創業21年目以降も他の追従を許さない、NAGの開発力に注目および、益々のご愛顧いただきますよう、おねがい申し上げます。