どうしても!!と、おっしゃる方がおりましたので、日にちを切らないで、引き受けてみました。
皆様には、作業手順をお見せいたします。w
治具にセットします。
ついでに、ロッカーピンの摩耗もチェック。
今回は、新品に交換することにしました。結構摩耗するので、要注意です。
まずは、道具を見せびらかして・・
電動の小径用が2本、エアーが大/中/小/各1本ずつ。右は、今回メインで活躍した刃物。
軸付き砥石や、超鋼刃は用途に合わせ、30種ぐらいかな・・。
レースを生業にしていたときは、削りまくっていましたから。w
ポート研磨は、吸気と排気側は、削る場所が変わります。
闇雲に削っても、パワーダウンを招きますので。
EX出口も、ガスケットのサイズに合わせて、削りましょう。
カラーを入れて、サイズ合わせをしながら、削っていきます。
下の加工前と比べると、こんなに差があります。
磨き終わると、こんな感じですね。
次は、いよいよ、バルブシート摺り合わせを開始。
その前に、しなくちゃ成らないことが・・、熱いんです!!。
この準備をやっておくと、タコ棒が吸い付きやすくなるので、摺り合わせ中に外れて、いらいらすることが無くなり、作業もスムーズに進みます。
摺り合わせが済んだら、光明丹をつけて、幅の確認&カット作業になります。
内側は、ガイドを中心にして、カッターを用いますが、
必ずしも同じ幅になっているわけでもないので、下の写真のように自作の片刃カッターで、幅を揃えます。
結構、時間掛かりますので、私の時間工賃に合わせると・・・合いません。w
何とか、継承させようと立ち会わせながら、やっていますが・・
maekawaさんとこの息子ほど、好奇心がないようで、まだまだ3番弟子の道のりは、遠いようです。w
幸い、お客様以外のヘッドが3台分有りますので、これを教材にして、覚えてもらいましょうか。
自分で削って、組み立てて、乗ってみると、違いが解って、おもしろいのにねー。良いお師匠さんが付いているのに、もったいない!!。(バキッ
ついでに、プラグ穴の掃除と、水抜き加工もやりました。w
メニューが決まったら、いずれ仙人HPに載せますが、
興味がある方は、お問い合わせ下さい。但し、納期は守れませんので、悪しからず。w