今回の獲物は、Peugeot Speed Fight2と言う、かっこいいスクーターです。
このお方、趣味で4輪レーシングチームを所有。NAGバルブも沢山装着させて頂きました。
が・・・・
社長曰く:
NAGさんって、バルブ屋かと思っていたら、キャブが本職だよね!。だったら、此奴何とかなるか?、
と、搬送してきました。
社長曰く:
国産車に比べても、かなり見劣りするし、先ずはKEIHINに変えれば、よく走る!!。
ブログを見ても、先ずは国産キャブに変えるべし!!と書いてある!!と。 w
ググっても、PE20を横向きにした画像しか出てきませんので、ノーマルクリーナーをそのまま使えるように、PC型φ20をチョイスしましたが・・・一筋縄ではいきませんよ。
以下、顛末記。w
先ずは、試乗してみました。
スクーターは大型取得時、無理矢理体験させられましたが・・。如何せん多分路上をスクーターで走るのは、初めての経験なので、クラッチのない違和感に面食らい・・。
なかなか走り出さない・・。
走行中に、加速しようとしても、回転ばっかり上がって、繋がらない。(他のブログでも、ヨーロッパ車両は大半が、高回転型と書いてあった気が・・。)
先ずは、気になる 『 高回転繋がり 』
ベルト駆動ですので、ケースをばらして・・
遠心力クラッチを取り出し・・
ばらして・・
おもりを追加して、開きやすくしなければなりませんので、ちょうど肉抜き穴にM8がぴったり!。
皿ビス 100gちょうど、これを3個ともに装着。
そのままでは、スプリングフック先端が当たるので、・・・こちらも加工。
このままでは、十分に回転が上がる前に走り出そうとしますので、トルクを稼ぐ為に・・、こちらも手を加えます。
これで、多少とも一次圧縮が稼げるかな〜♪。
結果は、これ。
先ずは、加工前。(フロントタイヤで、体重計の中心を押しています。)
加工後
恐るべし!!。(爆
効果てきめんでした。w
走ってみても、さほど気にならなくなりました。
かなり走るし!。後は、キャブ交換後の試乗が楽しみ。
そんな事をしている間に、キャブも・・
フロートチャンバーは、ノーマルがベルトケースに当たるので、ビレット!ワンオフ。w
ノーマル
京浜PC20