2021年05月13日

導入後13年目にして、やっと完全体に!。(経過報告(1))

MAZAK機、筐体水回し増設後の経過報告!

 単に驚嘆の一言「 MAZAK凄いわ 」につきます。 本当は、凄いのは私なんですが・・。(笑
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 3週間同じ物を作っていますが、デジタルノギスで表示出来る範囲以下(最小単位0.01o)もう一桁下の数字でないと、測れないほど微小の変化になりました。この時期、朝夕の温度変化が小さいのを差し引いても、この精度にはビックリです。(デジタルノギスの表示寸法は3週間表示寸法は変化無しです)

 これに気を良くして、もう一台の加工機にも更に一工夫。
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こちらも、水回しが機械後部にしか流れていませんでしたので、赤丸の部分を削り取って機械前部にも流れるように自社で削り取っています。今回この切り取り部分の広くしました。
追加工後
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 それから、切削油を変更後、筐体内で発生する泡立ちで水の流れが悪くなり、外にあふれ出すことが多くなってきたので、出口の各箇所を個別に水量調整するようにします。
機械背面
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作業エリアへの切削油供給箇所(前)
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(後)コック追加しました。
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これで、適切な量を流すことで、長時間自動運転作業でも排水に気を遣わなくても良くなりました。

 もう一度書きますが、導入初日からの寸法変化の大きさが、こんなことで改善するとは、MAZAKさん!良く勉強しなさい。(これも、買い取りが済んだことで、自由に改造できるようになったおかげです。)
私の貴重な時間を「勝手に横取り」しないで下さい。(怒
posted by 仙人 at 11:21| MAZAK

2021年04月21日

導入後13年目にして、やっと完全体に!。

 最近は多忙を極め、なかなかBlog更新が出来ずにいました。 
儲かっているなら良いのですが、作業遅れを取り戻す為の・・過重労働。(ブラックじゃ無いか・・)
これから記録に残す修理作業や改良作業がその原因です。製造会社は、何の落ち度も認めてくれません。

 先ず、最初に表題にもある様に、導入13年目にしてやっと加工精度の変化を最小限にすることが出来ました。
この加工機(MAZAK MSY)は温度変化補正が自動で出来ると言うのが売りでしたが・・・、午後4時頃になると、必ず寸法変化が現れて、13年間 気を抜くことが出来ませんでした。(午前中2時間は、暖機運転が必須でした)

原因は: 加工機土台になる部分は鋳物で頑丈に作られています。が・・、この加工機には、冷却の為の切削油を流していません!。なぜでしょうか?。 
 もちろん、導入時に水が流れていないのは知っていましたが、土台に切削水を回していないのが不思議でなりませんでしたが。「最新機は、温度補正機能も装備されているし、簡素化されても精度が保てるようになったんだ。」と自分を納得させていました。だって、世界のMAZAKが自信を持って出している、2006〜2007年とグッドデザイン賞を獲得している、2008年製の最新機ですから。

 加工作業中は、どうしても熱を籠もらせてしまう部分とそうで無い部分、常にレール上を移動する部分と固定で動かないモーターが有りますので土台温度は均一になりません。過去に導入した加工機は、土台の鋳物部分に切削油を流すことで、できるだけ土台の温度差を無くする様になっています。

 ところが、MSYにはそのような切削油を出す水配管は無いのです。
事の発覚は、別な要因で作業エリアで発生する切り粉の捌けが悪くなったり、移動時にきり粉を掃除するワイパーが接地されているのですが、そのワイパーをくぐり抜けたものや、肝心な部分にワイパーが接地されていなくて、隙間をくぐり抜けた切り粉や切削油が、溜まってしまうという事例が発覚。
これがその写真。
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ワイパーが無いばっかりに、作業エリアの裏に溜まった切り粉。
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新しく増設して、お手製のワイパー。サブスピンドル左側の亜鉛メッキしたプレート部分がそれ。
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この時に、ハタと気が付いた!!、「ワイパーをすり抜けた細かい切り粉は、通常で有れば筐体冷却の為に流れる切削油に運ばれて、切削油タンクの網に引っかかるはずだが、なぜに溜まる?」という疑念を無くする為に、外せるネジ止めのカバーを全部外してみた。
 よく観察すると、鋳物土台には溝が掘ってある。試しに水を流すと・・・、全体に行き渡り、ちゃんとタンクまで流れるんです!!。 で、図面を調べても、何処にも、ここに切削油を流す配管は見つかりません。
 そこで、筐体内部に流す箇所に、増設することにしました。
オレンジ色のコックレバーが付いている部分が、今回増設した配管になります。切削油は、勢いよく流れすぎても、あふれ出る原因になりますので、調整が必要です。
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前後に分かれて流れるように場所を選び、出口を定めました。
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土台の溝を流れる切削油。
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 この処置後の1日の加工寸法変化量は、なんと驚きの!!0.01oですよ。今さらながらにあきれてしまいます。
 とにかく、導入初日から、この機械には泣かされました。
メーカーは、不具合の訴えを聞いてくれないし、リース会社からは「リース物件だから、無断でさわるな!」と言われるしで、ほとほと困り果てていました。
 
 関連で、タレット芯軸移動や、タレット芯高不正、回転ミル工具のベアリング逆組、等々多数有りましたが、リース終了買い取り後に、やっと全て自社で治しました。 メーカーのためにも、多くの人の目に触れることを望みます。 その他の関連記事も、シェアー拡散して頂いても・・私は問題ありません。



posted by 仙人 at 20:04| MAZAK

2016年07月21日

MATRIX やばいんじゃないですか…

MATRIXの回転工具ベアリングが外れて、べベルギヤが舐めてしまったのは、先日も日記に書いた通りですが、
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そのほかのも・・・・壊れかけています。
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左が正常。右がは・・、シャフトが外に飛び出した分、べベルギヤが離れてきております。
これで、ダイレクトタップでねじ切りしたら、回転が同調しないので(ガタが出た分回転が遅れてずれる)一発でタップが折れます。

そのほかにも…修理依頼してから、ほぼ2年間修理に来ない、、防弾ガラス。
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この件に関して、2016年2月2日 MAZAK社長に苦情の手紙を出しました。
私の処に直接返事は来ませんでしたが、翌3月に入ってから、りース会社にマザックヤマモトの部長さんからお伺いの電話が入ったそうです。「 MAZAKの社長が相手の言い値で買って来いというので、いくらで手放すか」と・・・。6月に入ってから、リース会社から、打ち明けられました。
 
 手紙は目を通してくれたようですが、問い合わせる先が違うように思いますが・・
リース会社は、残りのリース料さえ払ってもらえば、あとくされが無いし、直接被害をこうむっているわけでもありません。本来、私と話をするのが筋だと思いますが・・どうなんでしょうか。???

 と言っているうちに、この回転工具のベアリング挿入方向が、誤組なのか、設計ミスなのか解りませんが、ベベルギヤが空回り・・。これも社長に報告しました。相変わらず何の動きも無いのですがね。
いいのか!?そんなんで。アンタの会社は!!と言いたい。

 放っておくと仕事に差し障りも出るので、サービスセンターに修理依頼をしました。
依頼ついでに、図面も送って頂くことに。

処が・・・・、夕方になってから、
「上の方の指示で、図面は出せないことになりました…」とサービス窓口から電話がありました。
よっぽど外に出したくない図面だったのでしょうか。
売っている以上、ユーザーに開示する義務があるはずなんですがね〜。

あまりにも腹に据えかねて、暴言を発し!
「 てっめーら、糞か! 死ね!!」といってしまいましたよ。

 月に3〜4回は、MZAKの記事を読んでくれる人が居るようですが、同じ様に困っていらっしゃるんだったら、連絡頂きたい物です。

誰か、内部告発する勇気のある奴は、居ないんでしょうかね〜。
ちゃんちゃん!!。  あきれるわ!!。

追記:
この機種、弊社導入の2年前に、2年連続グッドデザイン賞を受賞しているのですが、うちに来る迄の2年間で、膿出しどころか、膿をため込んでいたようですね。ところで、この賞は・・どこを基準に受賞したんでしょうか?。大きな謎だ!。

2018/06/06現在でも、メーカーは、何の対応もしてくれていません。
貴社は、それでいいのか?。
日本の工作機械業界を牽引するという、気概は持ち合わせないのか?。
社長さん、しっかりせいや!!。
 と、負け犬の遠吠えでした。
この記事 今日だけでも、6人が訪問しています。
最近訪問者が多いよね〜。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 17:12| MAZAK

2016年06月02日

MAZAK最低!今度は回転工具が壊れた。

もしもし!MAZAKさん。又かよ!!。(怒り
アンギュラベアリングの使い方、間違っていませんか?。

事の起こりは、複合旋盤 NEXSUS200−2MSYの回転工具を用いて、ドリル加工中に過負荷で停止した。

 最初は、ドリルチャックの締め込みが甘く、シャンクが空回りした為、切削できなくなって高負荷になったのかと思ったのですが、調べてみると、連結しても・・ドリルに駆動力が伝達されていません!。(工具ホルダーの中で空回り)

工具ホルダーの中は、90度に伝達方向が変わるので、ベベルギヤが仕込んであります。タレットから外して見ると、ほぼ面一であるはずのシャフトが飛び出しています。
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此方は正常な位置
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押し出されたことで、ベベルギヤの傘が離れてしまい、力が伝わらなくなった様です。

で・・・・
     バラしてみました。
案の定、シャフトが押されて引っ込み、ベベルギヤが非接触状態でした。
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通常、ボールベアリングやアンギュラベアリングを用い、シャフトのガタは発生しないように組まれているのに、おかしいですねー。ガタを止めるストッパーか何か破損したかも知れないので、確認の為に反対側もバラしてみますが、多少ガタが増えることがあっても、こんなに動く事はあり得ません。

ギヤの先端も、空回りしたことで摩耗してしまいました。
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バラしました。えっ!?こんな所に切粉??。(カバー側)
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残った方は・・・?、ベアリングのボールが浮いているように見えます。
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シャフトを引くと、難なく外に引き出せましたが・・・・
    なんで?ボールが外れる?。不安がよぎります。ロックナットが緩んだ?か?。
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引き出してみると・・結果的に、ベアリングはバラバラの状態ですが、ナットは緩んでいませんでした。
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これって・・・折角アンギュラベアリングを使っているのに、ボールを挟む組み合わせになっていないようですよ。もちろん、場合によってはその様に組む事もあるようですが、向きが逆じゃ無いでしょうか。
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左(背面組み合わせDB)と中央(正面組合わせDF)は、内輪か外輪のどちらかで玉を押さえるので、バラバラになりません。又ガタも出にくくなります。

今回バラけた右図の使い方は(並列組合わせDR)と呼ばれ、どれも間違ってはいないのですが、DRだけはスラストベアリングと同じなので、一方向から荷重がかかる場合と限られます。
図の場合は、右方向からの荷重に対して玉を抱き込みOKですが、左側からの荷重はNG。玉が離れる方向に力がかかり、最悪玉が溝を乗り越えて外れます。(下の図参照)
ついでに、ドリブン側の(回される小さい方)ベアリングも確認。あちゃー・・・やっぱり逆組だ!!。

実際にベアリングを組み立てるのも、この方向から。(もう一度組み直しました。)
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斜めの状態で、玉を仕込んで押し込むと、組み上がります。

この写真を見ても、並列組み合わせであった事が解ります。
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さて、何故この様なことになっていたのでしょうか。
ベアリング圧入された、駆動側ギヤシャフトには、連結時に多少の押す力が加えられますが・・・。
この力の数倍強い力が、ベベルギヤが回転することで、傘に反発する作用が働き、シャフトを押し下げます。
結果的に、シャフトが抜ける・・。 まさか・・・ご存じなかったんですか?。ネ??
今まで壊れずに、もったのが不思議な位なんですが・・・。

組み付けた状態では、アウターレースはケース(外輪)で押さえられ、インナーレース(内輪)はナットで締め上げられていますので、それぞれはボールが溝に有る限り、ズレることは無いのですが、此処でもう一度右図面を見ると、アウターレースが固定していても、インナーレースはシャフトと一緒にずれやすくなるのが解ります。

お〜い!MAZAKさん、荷重のかかる方向が間違っていますよ〜。
さて、問題は、後8個有るホルダーを全部バラして、確認、組み替えするかどうかですが、メーカーの対応待ちになるんでしょうか?。
というか・・・、対応してくれるんだろうか?。

追記:ちなみに、付属で付いていた機械の断面図面を見ると、すべて(DF正面合わせ)に描いていましたが、こっちも大丈夫なんだろうか?。しっかりせいや!!。

追記(2):今朝思いついた。回転工具ホルダーシャフトが飛び出た件の続き。
 連結には、背面にあるスピンドルシャフトがエアーシリンダーで押されて飛び出して押す。この時に先端の四角い部分がかみ合って連結される。

ここで問題。エアーシリンダーは、回転工具連結先端部と常に接して、なおかつ押し続けた状態であれば、ベアリングの逆組も納得できないでもない。しかし、今回の事象が発生するには、疑問もある。

1)エアーシリンダー圧力。
この力を想定して逆組しているのであれば、べベルギヤ回転時の反発力よりも、エアーシリンダーの押す力が弱かったことになる。
2)ストロークは足りているか。
エアーシリンダー押しつけ力が十分確保できていたとしても、連結時のシャフト端面に隙間が有ったとすれば、今回のようなベアリングの組み付け方向は、間違いとしか言えない。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
後日、本社に品物を送って修理依頼をしましたが、「御社とは、修理契約がされていないので、修理に応ずる義務はありません」とサービスの方から、知己返されてきました。どんな携帯で契約しようが、製品組み込みミスであれば、無条件で直すのが当たり前と思いますが、これを読まれた方は、どのように思いますか?。

これが車だったら、何人の命を奪っていることか・・。社長に直訴しても、相変わらず だんまりです。











posted by 仙人 at 15:44| MAZAK

2015年04月22日

悔しいわー!。

ありがたいことに、昨年暮れから、断続的に700個を超える数を作らせて貰っていますが・・。
此奴の内径を、一個ずつ測定して、この測定数値を見る度に、機械が未稼働になった1年半の月日を思い出し、断腸の思いに駆られます。

年末年始の寒いときも、比較的気温が安定しているこの季節も、
内径測定値 19.0mmの変化量は・・最大で0.02以内に収まっているんですよ。
寒いときの就業時〜終業時までの変化量 +0.02o
        3〜4月時期の変化量 +0.01o

製品写真。(ステップバー)
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さらに、昨年9月に作業扉のガラス交換を依頼してから、7ヶ月経過していますが、まだ修理出来ていません。

原因は・・・これ。
差出人は、ヤマザキマザックシステムセールス株式会社 常務取締役 中○○○氏
確認書MAZAK.pdf
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私が書類にサインしないから・・。

多分当事者であれば、絶対承服出来ない内容が書いてあります。
C項目は、保険で直すんですから問題ないが、その他の項目は、絶対承服出来ません。

メーカーの見解は、
○劣悪な環境下で使用したために、起こった不具合。

 引っ越し前の建て屋も、80万以上掛けて断熱工事をやり、現在も十分でないにしろ、エアコン稼働させています。
小さい会社なのに、『設備だけは大手並み』と、同業者からも羨ましがられる環境なのに、これで『劣悪』だと言われたら、中小業者に納入することは出来ないはずです。と、私は思います。

 疑問は、修理作業者に聞き取りしていないのか、報告していないのか解りませんが、現場確認もしないで、当てずっぽうで、堂々とよく言えますよね。

 この件に関しては、過去の日記にも書いてありますが、
 移転前にメーカーが最後の下した判断は、『主軸モーターを設置してある台が、上下に伸び縮みしている』というあり得ない診断でした。4ヶ月も機械を止め、調査して下した判断にしては、あまりにもお粗末。仮に、この現象が起きていたならば、突然起こったりはしないんです。
 
 現に、我が社でカップリングを改造してからは、一切その様な現象は出ていません。
え・・・引っ越ししたから、モーター設置台の成長が止まった!?なんてことは、間違っても言わないでしょうね。(笑

一年半も放置状態だったNC旋盤を、不具合発生時から怪しいとにらんでいたカップリングは、、バラすことが出来ないので、外から切り溝を入れましたが、調べると・・中に溝を入れた物も現存していました。(図)
(この事は、メーカーにも調べるように言ってありましたが・・・出した結論は・・?。

MAZAK製品(外径70o内径25o肉厚22.5oの円筒)
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NAGで両サイドにスリットを入れた物。(絵では、片側になってしまいましたが、両方スリット入ります)
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他社メーカー製品(内側下にスリット、これなら、確実に絞まります。)
DSC03646.JPG
いずれも、締め付けるネジは、M8のキャップボルト 一本。
皆さんは、どれが一番締め付け力(把握力)が出ると思います?。

メーカーでは、この改造が『危険極まり無い』改造だと言っているのですが・・・・、
カップリングが絞まっていないで、タレットそのものがずり落ちてくる現象は、危険では無いと?。

今回ヒビを入れたしまった防弾ガラスも、『危険きわまりない状態である』と、リース会社には通達があったそうですが、
それを認識していながら、長期にわたって修理依頼を無視していることは、『立派な犯罪です。』

 そもそも、ガラス修理の依頼に、このような書面が出てくると言うことは、後ろめたいことがあるからでは無いでしょうか?。

このような書面の内容は、『パワーハラスメント』に該当しませんか。
一時期、リース会社を交えて話し合いをする手はずになっていましたが、これも履行されませんでした。

 リース会社側は、『機械を止めない!』為に、保険も掛けて万全の体制を取っている訳ですから、その事すら無意味にしていることを、認識すべきです。いえば、我が社も、リース会社も、軽視していることになりますよね。
『小さい会社に限って、胸ぐらを掴まえて怒る人がいる』とも、仰っていたようですが、この時点で反省すべきです。皆さん、機械が正常に稼働しないことに、どんなに苦労や悔しい思いをしているのか、考えたことは無いのでしょうか。

社長様は、もっと自社の事を知るべきです。
もっと良い会社にするには、外部のいろんな意見を聞いてみる度量があって良いのだと思います。
内部の者達の報告だけ聞いていると、我が社が訴えていることも、解決策が見つかりません。

重役達も、己を守っているのか、会社を守っているのか解りませんが、
これは、『自社の社長の顔に泥を塗るにも等しい行為』だと、認識すべきです。

最後まで読んで頂いた皆様の、目を汚してしまいましたが・・、
もう我慢の限界で、溜まっていた毒を吐き出させて頂きました。 m(._.)m

PS:バイク屋のブログなのに、MAZAKの不具合/タレット精度/タレット芯出し等のタグで、1ヶ月に10人以上は尋ね当てて、読んで頂いているようです。多分、同じ不具合が出ているのだと、推測します。
今後も、成り行きを注視して頂ければ、幸いです。

posted by 仙人 at 20:01| MAZAK

2015年04月16日

また、文字が家出してしまったよ・・orz

今使っている加工機のMAZAKですが・・

起動後のモニターが変?。
時々、本来現れるはずの文字が消えてしまっています。
  起動時の画面               
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DSC03632.JPG
  再起動後の画面
DSC03633.JPG
DSC03634.JPG
写真の赤い枠で囲ってある部分が消えてしまう箇所。

メーカーに言っても、「 PCの問題だから・・ 」と、取り合ってくれません。

多分、再起動すると直ることがある?ので・・、問題ないんでしょうね。

うん、これで正常! 大丈夫なんだ・・・よね。?
posted by 仙人 at 13:38| MAZAK

2015年02月02日

これも、不具合の内に入るのかなー・・。

時々、文字が・・家出してしまうんです・・・orz。

普通に立ち上がっても、この画面?  変じゃありませんか。DSC03491.JPG
際下段の数値がと文字が、表示されていません。


此方が、再起動後。
DSC03493.JPG

メーカーに言っても、「 PCのせいですね 」と言われましたが・・・・

内部PCで駆動しているだけなのに、そんなこと言われてもですよ・・・。

ちなみに、昨年9月に依頼した、修理見積もり詳細はまだ届きません。
(リース会社には先月末に、ざっくり?の見積もりが届いたらしい。)
それには、軽症の場合と、重症の場合が書かれてあり、
重症だと、工場に持ち帰って、修理代600万円!!だそうですよ。
過去の修理事例を見ても、最初から不具合機だとしか思えないんですが・・・。

作業ドアの防弾ガラスは、ヒビが入ったまま修理依頼を無視?放置しているし・・。
MAZAKの社長は、どのようなお考えなんでしょうか?。ぜひ、聞いてみたいです。




posted by 仙人 at 19:49| MAZAK

2014年12月29日

やっぱり又、年を跨いでしまった・・・・

今年、平成26年9月27日(土)
私の不注意から、ワークをとばしてしまいました。
そして・・これ。防弾ガラスにヒビが入ってしましました。
DSC03076.JPG
蜘蛛の巣では無いんだぞ!。

飛んだワークは、これ。
DSC03075.JPGDSC03074.JPG

サブ側のチャックの把握圧力が足りなかったようです。

導入時に、1kg/㎠ 以上油圧を上げないように、と注意を受けていたので、私もうかつでした。
説明書を見たら、最大2.9kg/㎠ までOKだと解ったのですが・・後の祭り。

即刻修理依頼をいたしましたが、2週間なしのつぶて・・
電話すると、見積もりに行くと良いながら、何の連絡も無し。
結局見積もりに来たのは、11月12日。その後・・今日現在2014/12/29時点でもまだ、見積金額は出ていません。

その間に2度手紙が来ました。
10月の16日
要約すると、
○過去の不具合は一切無かった事にする。
○タレット移動が止まらなかった原因は、劣悪な環境下で稼働したために、ズレた。
(確かに建て屋はスレート外壁ですが、以前も今も、断熱工事を行いエアコンも付いています。)
さらに、「タレット位置が、一カ所に安定しない」と判明したのは、4月のことなので、当時の気温17度、一日の気温の変化3度でした。(作業者も確認しております)
○床が不安定である。
これを認め、捺印して提出しなければ、作業にかかれない。
と言うことだそうです。

その後の、リース会社とMAZAKのやりとりでは、「文句言うのは中小企業社ばっかりで、胸ぐらを掴んで怒るやつも居る」と・・・普通は、この時点で反省すべきです。(と、私は思います。

私も、こらえましたが、同じ事をしてやりたかったですよ。

なんだかんだと難癖を付け、ユーザーが困って泣きつくのを待っているんでしょうね。

そんなことで、仕事を止められませんので、自分で構造解析して 1週間後には、とりあえず支障の無い範囲にまで復帰して使っていますが・・・、調整代が片側に寄っているらしく、仮止めでゼロを出しても、本締めにするとどうしても刃物位置が上がります。(じつは、事故をやる前から、作業者から指摘は有りました。)

こういう対応た書面って、脅迫状でしょうか。

リース会社に届いたメールでは、私が対策した「カップリングのスリット」は、「著しく強度が下がっており、タレットがずり落ちてくる危険がある。」との見解。
これって、緩んでいても同じ事ですよ。(と、私は思います)
現在、一切ズレることは無いので、こっちの方が安全だと思うのですが、「修理をするには、正規品に戻す必要がある」と言うことだそうだ。

こんな、訳解らんことを言っている間に、データーを出してみるべきですよね。
修理内容も、見ていないのか、データーを読めないのか・・良いのかそれで。

と、かなり我慢しておりましたが、ちょっとだけ毒を吐き 公開することにした。
(そのうち、頂いた書面も公開しちゃおうかな?。)


追記:2019/01/31 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。



posted by 仙人 at 20:55| MAZAK

2014年05月17日

MAZAKその後(5)

2014/05/17のSRX全国オフは、いろんな出来事が重なったので・・
不参加になってしまいました・・。orz

で、私はというと、1年半ぶりに稼働を始めた魔座kと孤軍奮闘中!。

立ちっぱなしでプログラムを組むのも、足の負担が大変なので・・高所作業用の踏み台を改造して、座って作業が出来る様に椅子を用意しました。
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モニター位置が高いので、見上げるのにも・・首も疲れます。
(多分・・・1.7m以上の身長が基準になっているのかも?。)

で、今日出来た部品です。
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すばらしい精度で出来上がっています。
NC旋盤なんだから、本来同じ精度で生産出来なきゃ、おかしいですよね。
(この前に製作した部品も、5日間稼働しても誤差は0.01以内、本来の性能ですね)

2012/10月にはこの人たちに、 今回改造したカップリングを見直し再検査する様に、お願いしたんですがねー。
MAZAK横山.JPG

カップリングとは、モーターと駆動ボールネジを繋ぐ部品。
DSC02764.JPG


次の課題:
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切り子や切削水が稼働部に入り込まない様に、内部にエアー加圧しているんですが・・・
なぜか?、パッキンが無く蓋外周に4ミリの隙間?。
コンプレサー2台動かさないと、空気圧が足りなくなります。

現在は、自作パッキンで対応していますが・・空気圧も加工機3台稼働しても、コンプレサー1台で足りる様になりました。

○ こいつの後部からの空気漏れが半端なく喧しい・・。
全面のシールについて、カスタマーサービス員は・・・「あ!、空気が足りませんね!」と、注意してくれましたが、空気漏れの音が大きいことや、消費量が半端なく多いことには言及せず。
いつも扱っているのに、異常に気がつかない?。
or 気がついていても、知らん顔?。

サービスマンにも尋ねたが・・・「 以前はシールパッキンが付いていました。」と・・・。
なぜ今パッキンが装着されていないのか、教えてくれませんでした。
ひょっとして・・・只の組忘れでしょうか?。

○切削油の腐食臭。
現在タンク内の水溶切削水を撹拌する様に、ポンプモーターを増設しました。
(他の機械は2個使いなのに・・・MAZAKは1個しか有りません。)
DSC02827.JPG
導入時は、「 刃先だけ冷やす仕組みなのね!と納得していたのですが・・」

○タンクの2/3以上の切削水が滞留していて、入れ替わっていないことが判明。
対策として、撹拌用のポンプ増設となりました。

○腐食するもう一つの原因は・・・潤滑油に有ります。
この潤滑油、可動部が動いたときに潤滑する仕組みになっていない様で、稼働していない状態で、電源を入れておくだけで、どんどんオイル消費が始まります。
このOILは、そのまま切削油水槽に落ちていきますので、切削油表面はオイル膜が張り、
空気遮断された状態で滞留しますので、腐食を増長させるようですね。

試しに、一晩オイルパンでうけると・・・30〜40CCのオイルが、刃物ホルダーから
外に落ちてきます。

とりあえず、消費量を減らすために絞り弁を用意しました。
DSC02828.JPG

MAZAK機は、他の機械と比べても、約3倍ほどオイル消費が多いのです。
ECOの観点からも可笑しいですよね。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 18:40| MAZAK

2014年05月08日

1年7ヶ月ぶり

メーカーがさじを投げてから1年半以上経って、やっと製品が削れる様になりました。

やはり私の指摘に、間違いは無かった様で、まだ数個しか出来ていませんが、寸法も安定しているようです。

その製品、
 DSC02797.JPG

すごく懐かしい光景です。(笑

きれいにできあがりました。
DSC02798.JPG

ここまでに道のりは、口では言い表せません。

ユーザーをこのような状況に追い込んで、メーカーは何の責任も、落ち度も認めないんでしょうか。
恥を知りなさい!恥を!。

今日得た情報では、「機械は正常です!、すでに直っています!」と言い切った常務取り締まりの方は、今は部署を変わられたそうですね。



追記: 25個ほど制作しましたが、デジタルノギスに現れるほどの(最小メモリ0.01)誤差も無く
    完璧に修復できました。
posted by 仙人 at 14:17| MAZAK

2014年04月25日

MAZAKその後・・・・(4)

修理方法と、修理後の結果を検証。
2日間(48Hr)電源を入れた状態で放置していましたが、かなりの成果があった様です。

DSC02770.JPG

回転工具中心に合わせたときの機械移動量=中心移動量(ここが今回のスタート位置になります)
4/21日
スタート時の補正値(PM5:15  X−0.074mm   Y0.061mm
4/23     (PM1:10  X−0.065     Y0.046
 〃       (PM3:00  X−0.094     Y0.057
4/26     (AM10:30 X−0.094     Y0.044        
 


ダイヤルゲージ(最小メモリが0.01mm)
DSC02772.JPG

残念ながらモーター側は、完全にバラさないと加工が出来ないために、今回はボールネジの細い方だけの追加工となった。

移動量ゼロとはなりませんでしたが、修理前の変化量とは大違いで、
両軸とも、修理前の《時間を追って変化量が増える》ことはなさそうです。

現状は、電源を入れて中心を合わせた状態ですので、工場内の温度変化などを考慮しても・・合格点?。

今日も継続して確認していますが・・6時間経過後の午後4時時点で0.01mm、X軸に変化が現れています。

検証:観察方法
毎日、決まった時間帯に電源を入れ、スタート点の数値確認。
正常であれば、時間を追う毎に変化はするが、電源投入時に大きな数値変化は出ないはずで有る。
(要は、多少の変化は有っても、電源投入時にスタート点に有れば、正常といえる。
※修正前は、電源遮断時点のズレた時点がスタート点になるので、数値は日々大きくなっていた。

修理方法の検証
再度図面を登場させるが、軸のスリップを止めるには、
1,六角穴付きネジ(イモネジ)を使用して、軸を直接止める方法。
2,今回の様にスリ割りを増設して、カップリングの把握力を上げる方法。

1案は、安易ではあるが、軸に生じたガタは消せない。また、カップリングが緩んでいても、ネジで留められてしまうために、ガタ(隙間の有無の検証が出来ない。

2案は、カップリング全体の把握力を上げ、隙間も消滅できる。カップリングを締めていたネジ締め付けトルクに変化が現れるために、カップリングが十分な把握力を有していたかどうかの検証も出来る。

メーカー図面
KMBT_C20020140423161309.pdf

弊社追加工図面
KMBT_C20020140425150631.pdf

パラメーター修正しました。

X AXIS 28450=28568 (補正量+118)読み数値の倍数入力
Y AXIS 99680=98986 (補正量−694)読み数値を入力

XY軸複合なので、入力後に数度確認補正しないと、ゼロにならないのです。

明日以降に、中心がズレなければ、効果があったと言うことになります。

(心の声を聞かせてやれないのが、くやしい!!)

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 16:16| MAZAK

2014年04月21日

MAZAKその後(3)

タレットのずれる箇所は解りましたので、対策方法を考えました。

当初、単純に穴開けて止めようと考えていましたが、Y軸側は出来ても
X軸側の場所が悪く、電気ドリルではアクセスできないことが判明しましたので、
スリット箇所に追加で、もう一つスリットを入れることにしました。

下がその図面

DSC02760.JPG

図中心は断面図。

図上左右は加工前。
斜線の部分がネジを締めると・・穴が小さくなるらしいが、
肉厚の違いも考慮したのだろうか・・・・。

図下左右は加工後。
従来の輪切り部分の強度を減らすために、軸方向中心に切り込みを入れます。

これで、1年半未稼働になった原因が取り除けるはずです。

こうご期待です。

追記:

思った通り・・・M8のキャップボルト緩みました・・。

行った加工。

DSC02763.JPG

スリ割りの追加。 
 この時点で、カップリングが緩くなり、カンカンに締まっていたネジが・・

DSC02764.JPG

回りました。
ヘッドの部分のペイントマーカー位置が、ズレていますよね。

正確には、読めないのですが、スリ割りを入れた時点で2kg/fを切りました。
標準は、3.2kg/fぐらいでしょうかね。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。続きを読む
posted by 仙人 at 14:32| MAZAK

2014年04月07日

MAZAKその後・・・(2)

昨年10月に工場移転、未だに未片付けの部分も多々あるのですが、少しずつ落ち着いてきましたので、
不動状態で1年半過ごしたMAZAK MSY200の再起動を試みます。

MAZAKも移設禁止に伴うパスワードの再入力をしないと、再稼働が出来ない状態にあるため、先週再入力してもらいました。
(これは、無料だそうです)

 本来であれば、移動前にリース解約して置いてくる手はずになっておりましたが、せっかく付いた買い手もキャンセルになり、泣く泣く新社屋に持ってくることになりました。
 これまでも、社外の機械整&中古機械販売会社等にも、修理の問い合わせてきましたが、MAZAKの社名を言うだけで、あっさり断られていました。

前置きが長くなりましたが、今回再稼働するに当たって、やっとリース会社の修理許可が出ました。
(本来、リースアップするまでは、まだリース会社の資産なので、勝手にいじることは出来ません。)

 まず、X軸が勝手に動いてしまう状況から判断すると、「一番怪しいのは、モーターとボールねじを繋ぐカップリングと呼ばれる部分のスリップ」と、'12年10月の不具合発生時から、再三調べるようにMAZAKにも、言い続けてきましたが・・・「これが正常です。締め付けトルクはわかりません。ねじは緩んでいません」としか、返答していただけませんでしたが、前述の通り、自分のものではないので、手も足も出せない状況になっていました。

なぜ、カップリングを疑うかというと。
○ボールねじのエンドは、スラストベアリングでガタ取りしてある。
○モーターは、M12のキャップボルト4本で筐体に固定。
これだけ見ると、他に動く可能性がある場所は・・・カップリング

カップリング(写真はY軸)X軸は入り組んだ場所なので、説明のために代用。
DSC02625.JPG

添付写真のように、外径75ミリ/内径25ミリの鉄の筒に、中心まで18ミリ幅すり割りがあり、M8のキャップボルトで締め付けます。(断面で説明すると、筒の上部1/4の部分を左右からM8キャップボルト1本で締め付けることになりますが・・・その部分は25X18ミリ四角縦断面になります。

これが、断面図。
DSC02630.JPG

果たして、ねじは緩んでいなかったとして・・軸を締め付けるだけの力がカップリングに動くのか?大いに疑問でした。(経験上アルミ材でも無理です)
追記:

図面でお解りのように、
そもそも、モーター側は「太いシャフト」 ボールネジ側は「細いシャフト
これを同じ条件下で締め付けても、細いシャフト側は、外周肉が多いので、締め付け力が弱まります

整理すると、
整備屋が断る理由の一つに、「エンコーダーを外した場合、イニシャル設定のマニュアルがメーカーから出ない。」と言うことがありましたので、エンコーダー、すなわち駆動モーターも外せないことになります。

○事象からすれば、回転ずれが発生すると言うことは、「モーター固定ねじを緩めれば・・伸びる?」と言うことになります。この方法なら、エンコーダーが大きく狂うこともないので、パラメーターで修正可能となります。

エンコーダー
DSC02623−1.jpg
モーター取り付け部(ねじ)
検査のために緩めておいたY軸の止めねじ。隙間は出来ない。(X軸も同様に緩めてあるが、隙間が発生)
DSC02626.JPG

ねじを緩め、電源投入してから、2週間後・・・0.25ミリまで隙間が拡大した。
DSC02627.JPG
緩めた当初は、隙間は出来ていないが、駆動されるタレットは、約45度ほど傾いた状態で設置されるため、重さでずり落ちないように、モーターには(カップリングには)常に負荷が掛かっている。

斜めに設置されたタレット。
DSC02629.JPG

これで、確信がとれましたので、カップリングに穴開け/ねじ切りをして、芋ねじを(6角穴付き止めねじ)で、固定します。シャフトにくぼみが出来さえすれば、M5〜M6で止まるはずです。


追記:当ブログに、毎日二人以上の訪問者が「タレット調整 または、芯ずれ」のキーワードで検索して、ブログを読んでいるようですので、参考になれば幸いです。

私一人が悩んでいても、メーカーは聞く耳持ちませんので、同じ状態に心当たりがある方は、是非!メーカーに調査依頼を提出してください。

これからも、施術後の経過を載せて参りますので、よろしくお願いいたします。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 16:06| MAZAK

2013年07月23日

MAZAKの結末です。

先ほどリース会社の査定額が決まりましたので、断腸の思いで
MAZAK 200U MSYを導入時の1/3〜1/4価格で手放すことにしました。

リース会社が調べた範囲でも、同じ被害に遭われた方が数名いたと聞きました。

それから、残りの返済分はリースアップまでの期間で、分割で払うことに。

ご心配頂いた皆様、ありがとう御座いました。

今後も支援よろしくお願い申し上げます。

結局は、全てユーザーサイトに、負担が来ることになるんですね。
こういう事って、製造者責任を問うことが出来ないのでしょうかね。

メーカーサイトは、うるさい奴がいなくなって、ほっとしているかと思うと、
余計に腹立たしいですが・・。

追記:2013年10月に、急遽工場を移転することが決まり、MAZAK機も移動することにしましたので、リース会社と協議の結果、「弊社で修理しても良い」と許可が下りましたので、トライしました。
結果は、不具合発生当初から私が指摘していた、タレット駆動モーターとLMガイドボールねじを駆動する連結部(カップリング)が締まっていない不具合と判りました。詳細は、「MAZAKこの後・・2」http://blog.sakura.ne.jp/cms/article/edit/input?id=92688317

下取り価格が購入時の2,500万円が実稼働3年で60万円に値下がり。「買い取って捨ててもいいから」とリース会社に泣きつき、自分で修理しましたが…MAZAKは、「大変危険な方法」と警告していますので、よゐこはマネしないように。 日々機械がタレットの重さに耐えかねてずり落ち、勝手に移動しているのは、危険だという認識にならないようですね。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 15:29| MAZAK

2013年07月03日

拝啓MAZAK社長様 2013/07/03

MAZAKに続いて、10年以上も稼働したTS15が2台分の仕事量に悲鳴を上げました。

幸い、ドッカの会社と違って、森精機さんが即日修理に来てくれました。
その様子は別の機会に譲って、空いている時間を利用して、MAZAKのタレットが移動する様子を記録しました。

最近になって、バイク関連じゃなく、同業のNC加工を生業にされている方も数名訪問していらっしゃるようですので、じっくりと見ていただきたいと思います。

又、NCネットワークと言う組織の中に、「技術の森」というコーナーが設けてあり、此処に相談の書き込みをしたのですが・・・コメントの中に、「この時期気温の変化が大きいので、朝起動時と夕方終了時、及び翌日も同じ状態にならないので、調整が必要です」というコメントもありましたが・・これって、メーカーにすり込まれていませんか。当に同じ状態になっているのではないかと、思われます。(コメント頂いた方、不都合があれば消去させていただきます)

移動する様子は、PDFで貼り付けてありますので、少し重いかも知れませんが、じっくりご覧下さい。
各軸はそのまま同じ位置の下に貼ってありますので、時間経過と共に、移動する様子も分かって頂けると思います。(電源は入っていますが、稼働している状態ではなく、停止しています。)

最初の移動量は、3/29日にMAZAKのサービスが調整した状態から触っていませんが、約2ヶ月後の移動量です。
MAZAK NSY200 刃物中心移動 観察結果 及び 計測方法.pdf

この状態が、常務取締役が仰る、既に直って居る状態とは、とうてい思えません。
タレットを接触させる前は、正常に稼働出来たわけですから、この不安定な状態がMAZAKの
性能だとも思えません。

早く治して頂かないと、あと3ヶ月で未稼働状態で1年が過ぎます。
有料でも構わない!、別な修理項目でも構わない!再修理見積もりをお願いしております。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 20:00| MAZAK

2013年06月25日

正義は、強い者の味方なのか?

その後の状況について、ご報告。

2013/06/25
午後2:00頃、創業時に汎用機械購入でお世話になった、中古機械業者さんと24年ぶりにお話ししました。
MAZAKの修理の件は、どの業者でもお手上げで、直せない確率が大きいと言うことでしたが、
一応修理業者を探してみていただくことに。
(データーがあっても、手が出せない可能性が大きいので、過去の修理も、全てMAZAKに依頼したそうです。)

私の話を一通り聞いて、『MAZAKとは、そんなところだ』と、仰っていました。

PM4:00
 岐阜県 商工労働部 産業技術課から古田知事に出したメールについて電話がありました。産業技術課では次の仕事をしています

 産業人材の育成、部材産業等のモノづくり産業の振興、試験研究機関との連携による県内企業の技術支援、並びに次世代エネルギーの普及促進と関連産業の育成支援を行っています。
代表 058−272−1111 (内)3093  

一応、Blog は見ていただいたそうですが。
で、電話の内容は・・・・『大変お困りの様子なのは、解りましたが・・』行政指導は出来ない。(やっぱりね・・)、見て見ぬ振りしかできないそうです。
最終的には、無料相談弁護士を用意して有るそうなので、そちらに!と。

一応知事には報告するそうですが、『役に立たない部署なら、なくせ!』と暴言を吐いてしまいました。

結局、行政は大企業の為にあるのだと、思い知らされた1日でした。

以上。

追記:岐阜の法テラスで、無料相談が受けられることになりましたが・・訴えを取り上げてくれるかどうかは、担当の弁護士次第だそうです。(ただ、聞いてくれるだけなら、時間の無駄だけど、一人でも多くの人に実情を知って貰うには、骨身を惜しんでいられませんね。)

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 18:12| MAZAK

2013年06月17日

拝啓MAZAK社長様 2013/06/17

2013/04/17にMAZAK社美濃加茂工場CS課 課長/次長両名と話し合ってから、今日で2ヶ月も過ぎてしまいました。

まごまごしていると、稼働出来ない状態で1年が経ってしまいます。
会社のトップとして、この状況をどのようにお考えなのでしょうか。

去る5月20日付、取締役氏が提出した書面では、2012/10/29日に仕事は終わった事になって居ます。

では、なぜ? 2013/04/20日に、両サービスマンを検査の為に派遣されたのでしょうか。
17日の会談で、不審な点があったから、再派遣に成ったのだと思いますが。

この様な事態になって居ることを、未だにお知りになっていないとしか思いませんが・・。

再三再見積のお願いもしておりますが、未だに無視され続けております。
商社ヤマモトマザック部長や市橋商店社長にも、機械確認のお願いをしておりますが、
同じく、なんの連絡も来ていません。

会社の責任を果たすことを、希望します。


追記:
ちなみに、2013/03/29日に御社サービスマンがパラメーター設定した後は、定期的に電源を入れて振り回し確認をしておりますが、昨日6/16日時点で、Y軸下方に55ミクロン(半径)ずれた状態が確認されています。この数値は、測定毎に増えていますが、これが正常で、この機械の実力だと断言出来ますか。
posted by 仙人 at 13:28| MAZAK

2013年06月07日

拝啓MAZAK社社長様 2013/06/07

メールや電話、商社、取扱店、リース会社も通しながら、残っている項目に対し『調整作業再見積 依頼』をお願いしていますが・・・平行線を辿っております。

そもそも、このNC旋盤の前に導入した日立精機製の多発するトラブルにうんざりし、MAZAKの新規導入時には、相当慎重になってたわけですが・・心配が的中しました。

この度は、見かねたリース会社が手を回して、

株式会社 マザックヤマモト
  営業部長 平光氏

所在地 愛知県小牧市中央1丁目416番地
事務所 (本 社) 愛知県小牧市中央1丁目416番地
( 社長 山本一允 )
TEL 0568-73-8280 FAX 0568-75-7191

取扱店である 有限会社 市橋商店

〒500-8358 岐阜県岐阜市六条南3丁目8−21
 (社長 市橋 定之)
.電話番号058-272-7203

に、再修理見積もりの件を打診していただいたそうですが・・
答えは『 MAZAK社の見解で、2012/11/01に修理見積書を発行する2日前の2012/10/29の時点でこの件は解決している』と、言われたそうで、リース会社側では、『弊社としても、これ以上は何ともならない』とさじを投げた格好になりました。(実際は、依頼事項の修理は2013/4/15日に弊社の指摘によって、初めて手が付けられました。)

この報告を聞いた翌日(すなわち今日2013/06/07)、もう一度市橋商店に電話を入れ、『導入時の1件/直後の加工物が1.4o長さがずれる』現象も、半年後に検査したら原因が機械側にあったと言う事実も有ったのでこの状態が本当に正常と言えるのか、確認しに2時間時間を割いてください。』 と、お願いいたしました。

平光営業部長を同伴して来ていただけるかどうか、打診し、今日中に連絡すると言う約束をさせました。

この両氏、導入時にMAZAK社の1従業員の判断で、『修理方法が気に入らないのなら、もう来ません』の一言で、半年稼働しなかった時も、MAZAX側の非が明らかになったにも拘わらず、『今MAZAKとけんかすると、私たちが食っていけなくなりますので、NAG社長 泣いてください。』と言ったきり、以来一度も顔を出したことがありません。

マザック本社/マザックヤマモト/市橋商店様には、グローバル企業として、製造者として販社としての責任を果たされることを、切に望みます。

最後に、これはクレームではなく、『ユーザー側の不注意による衝突が原因で起きた事で、未解決部分の再調査』(見積もり)の依頼を、お支払いするのを条件で、お願いしているわけですから、なぜそれが出来ないのか、理解に苦しみます。

2013/06/07 PM19:37分 追記

 先ほどまで30分、市橋商店社長が来ておりましたが・・、矢張り人の言うことを聞いていない!。今朝結果が出るまで、2時間の時間を頂くと言ってあったのに、アポイントも無しでいきなり現れて、2時間待つことも出来ないって・・。最後に捨て台詞・・『そんな事言われても困るんだよね』って?本当に困っているのはこっちの方なのに・・・。

ちなみに、平光部長は都合が付かなかったそうです。

 私が今朝お願いしたのは、『平光氏を同行して来れる日程を、今日の終業時間までに教えてください。』だったのに・・・。人の言うことに耳を貸していないと言うことが、良く解りました。

ちなみに、一応電源入れてズレ量を見ていただきましたが・・
3月30日で調整完了をいただいてから、一切調整していませんが・・
(数値は半径)
Y軸(上下)下に50ミクロン
X軸(前後)手前に20ミクロン 後方に50ミクロン

これって、本当にMAZAKの許容値なの? だとしたら、恐ろしいわ。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 11:56| MAZAK

2013年05月29日

拝啓MAZAK社社長様 2013/05/29

到達点までは、遠い道のり。

今回、再修理再見積を依頼するに当たって、事前に調べ物をしました。

先ずは、
独立行政法人 〔 国民生活センター 〕
この地方窓口になって居るのが、〔 各務原市役所市民活動推進課 〕
058-382-7110

此処で紹介されたのが、〔 中部経済産業局産業部中小企業課 〕
052-951-2748

そして紹介されたのが・・ 〔 ひまわりダイヤル 日弁連 〕 
0570-001-240

やっと、岐阜の担当の弁護士に繋がった。(電話は伏せておきます)

これだけで、今日の体力使い果たしました。

機械の修理にユーザーが努力するって、間違って居ると思いますが・・。

5月20に、頂いた書面に〔今後のアフターサービスは有償で〕と書いて有りましたので、
どれだけ修理代がかさんでも、治してもらうしかないんですよねー。

幸い、各部署で弊社HPを参照してもらいながら、お話しが出来ましたので、これだけでも有意義だったと思います。

たらい回しの様に思われるかも?知れませんが、各部署の親切な対応に感謝!!。


追記:再修理見積もりを依頼しました。
内容は、以下の通り。

【お問合せありがとうございます】
データを受信致しました。受信したデータは下記の通りです。

工作機械に関するお問合せ

会社名:(株)ナグ・エスイーディ

部署名:加工

役職名:代表取締役社長

郵便番号:504-0934

都道府県:岐阜県各務原市大野町3−241

電話番号:058-383-7998

FAX番号:058-383-7977

機種名:NEXUS200NSY

機番:OTN-2002MSY

お問合せ内容:
2012年11月1に修理見積もりを頂き、修理依頼した件でご連絡しております。

2013/05/20付けでヤマザキマザックシステムセールス
 常務取締役 中西 正純氏より 
〔 ご連絡書 〕が届いて居りますが、これによると弊社が依頼した修理内容は、お見積もりを頂く前の10月29日に完了していることになって居ます。
では、2013/03/15日の時点で、芯高になって居ますという作業書を頂いて居りますが、どのような事になって居るのでしょうか。

また、修理完了した後も、製品寸法が安定しない状態が続いております。
追記:(製品寸法が安定しない状態が続いております。)と書きましたが、実際には、刃物位置が移動を繰り返し安定しないので、修理作業開始以降の切削作業は停止状態状態になっています。)

中西氏の書面でも、構造上中心がゼロになることは難しいと書かれておりますが、当方も絶対ゼロを求めているわけではなく、誤差を少なくする努力を求めておりますが、3月まで作業に携わった加藤、吉田両氏も、2013年04月17日に調査に来た、横山課長及び横山次長も精度に不信を持った為に翌24日に加藤、吉田両氏を派遣したものと考えます。此の事からしても、瑕疵が残っているのは明らかだと思います。加藤、吉田両氏には、今まで解決出来なかった二人で作業するのじゃなく、作業を監督出来る人や、設計者を同行してきてくださいとお願いいたしましたが、すでに1ヶ月以上も何の連絡もありません。

吉田常務が〔今後は有償になります。〕と書面にしてありますので、このまま動かない機械を返却も保有も出来ませんので、再度修理の再見積をお願いいたします。 そもそも、41万の見積金額に対して、18万の請求をしたのは御社の方です。

是非、グローバル企業のメンツにかけても、不具合を解決していただきますよう、お願い致します。

追記:2018/10/15 現在も、自分で直しながら精度を保っておりますが、MAZAK側は修理要請に応えておりません。日本を代表する機械メーカーがこの様な事で良いのでしょうか。
posted by 仙人 at 17:07| MAZAK

2013年05月27日

拝啓MAZAK社社長2013/05/27

4月17日の取材記事が、全国紙新聞13面〔 社会・総合 〕に掲載されました。
2013-05-27あかはた記事.pdf

またまた有名になってしまいましたね。
これでも、応えないんだろうなー。

多分、蚊に刺されたほどにも思わないのでしょうね。

でも、今後の反応が楽しみだ。皆様、引き続きご支援お願いいたします。
(2013/05/22の日記には、昨日の時点で、99人が、直接訪問頂いて居ります。)
 ありがとう御座いました。


posted by 仙人 at 15:33| MAZAK