2015年02月18日

SRXクラッチ

初受注いたしました。

SRXセルタイプのクラッチが切れない人は、私だけでは無い様ですね。

早速、加工注文が届きました。
DSC03546.JPG
穴測定用のゲージをメール便で先方に送り、最終的に穴に入った太さの所をマークして貰ってから、加工用パーツと一緒に、送り返して頂きました。
(ゲージは、両端STD19.95+0.05ミリずつ太くなります)


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ご覧のように、摩耗の仕方が異常です。

純正パーツ+0.1ミリでパーツを作り、蝋付け、焼き入れして、メール便でお返ししました。

工賃は・・・・切削加工、蝋付け、焼き入れ行程=5,000円
ゲージ送りメール便80円+商品発送メール便80円=160円
税込み価格=5,572円 

寸法がバラバラなので、作り置き出来ないのが残念ですが、申し込んで頂ければゲージをお送りしますが、先ずはバラして測定出来る状態で、お願いします。

こんな物も作ってみましたが・・・・BOX側の位置が悪くて使い物になりませんでした。
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posted by sennin at 18:43| SRXクラッチ

2015年02月07日

苦節7年

私がSRX(3VN)を所有し他のは、2006年5月。
その時から履いているブーツがこれ・・。

クラッチを切らないで、アクセルワークだけでシフトすると、何の抵抗もなく出来るので、リンク関係では無いだろうと、予想していましたが・・・、思いもかけない奴が犯人でした。
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一度エンジンを載せ替えていますが・・・・この症状は改善していません。
そして、少しずつ改良を加えながら、今日に至っています。(既に9年も所有していたんですね、びっくり(笑))

昨年の正月に、HSOC製ピストンを投入したのを機に、ロッド・プッシュ(34K16356−00)をSIMPLEさんが効果があったよ〜と言われた物に交換。
(下写真7枚目の右側の奴)
が・・・私のには効果がありませんでした。orz

で、最終的に日記(2014/11/05)に記してあるプレートプッシュ(1W1−16358−01)と、プレートプレッシャー(SY1−16351−00)の隙間をなくす事で、一応の効果を得られたのですが・・。
今まで癌だったシフトアップの堅さは改善されたのですが、これまで気にならなかったシフトダウン時に、堅さが移りました。これでも、対策前とは格段に良くなっていましたが・・・。

1JKと乗り比べると、どうしても気になります。
原因は、プレッシャープレートが平行に開か無いために、クラッチを切ったときに接触する箇所が出来て、引きずりを起こすためなんですが、どうしても解りません。

で・・、突然思い出しました。
ここ! 1JK(スペアーエンジン)
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3VN(購入時に載っていたエンジン)
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プレートプッシュが入るシャフト内径面取りが大きいですよね。おまけに3VNの方が荒い。

このようになります。
DSC03514.JPG
クラッチが切れた状態で、シャフトを挿入すると・・・。
シャフトの外側ガイド部とシャフト面取り部が一致するので、ガタも大きくなっているようです。(傾く)
DSC03513.JPG

右が1JK.左が3VN。
DSC03512.JPG
エンジンOH時点まで使っていたロッド、叩かれ摩耗が解りますか?。
DSC03509.JPG

これでガタが大きいために、対策したSIMPLEさんお薦めのパーツ形状は、理にかなっていたわけですよ。

で、いろいろ取り揃えてみました。
DSC03524.JPG
左から、対策品その2/対策品その1/3VN/SIMPLEさんお薦めの・・(欠品中だそうです)
太さが違うって事は・・・、メインアクスルシャフト内径も・・バラツキ有りました。
今回使用したのは、(対策品その2)になりましたが・・・・
あ〜ら不思議、やっと1JKと同じシフトフィーリングになりました。ニュートラルも楽々出ます。

これで、ブーツの穴も、ふさがってくれれば・・言うこと無しなんですが・・・。(バキッ!!☆/(x_x)

対策品の作り方。(先端に+が切ってあるので、総削り出来ませんでした)
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これは、(対策品その1)ですが、細すぎて ガタが出ました。

ボールがあたる先端は、焼き入れされているので残した状態で、ガイド部分をカバー状にかぶせた後、蝋付けして焼き入れ直しました。(切削したカバーは、S45Cなので、水中で冷やすと・・カッチンカッチンなります。

と言うわけで、せっかく対策方法が解ったのに、一筋縄では逝かないことも解りました。
もちろん、これまでもクラッチASSYで交換もしたんですよ。

が・・・原因はシャフトとは・・・。設計者も気付かなかったろうなー・・・。

追記:

せっかくなので、皆さんにも広く利用して頂くために、内径測定ゲージを作りました。
DSC03533.JPG

片側3段x2で6段階に、根元に行くほど太くなります。
一番細いところで、純正部品と同じ太さ。反対側の太いところが、今回使用したのと同じです。

興味の有る方は、ゲージをメール便でお送りしますので、入らなくなる手前の位置にマジックで印を付け、プッシュロッドを添えて送り返して頂ければ、ご指定の径で対策品を作ります。
詳しくはメールで、お尋ね下さい。

2017-2-1追記:その後、新たな原因もわかってきましたので、こちらも併せてご覧ください。
http://nagsed.sblo.jp/article/176708312.html
ロッド修正だけで直る場合が多いのですが、プレート検査も併せてした方が良いかと思います。
 
関連で、こちらもご一読ください。http://nagsed.sblo.jp/article/105274587.html

posted by sennin at 19:33| SRXクラッチ

2014年11月05日

やっとクリアした。

SRX入手時より懸案だった、「重いクラッチ」「切れないクラッチ」「出ないニュートラルポジション」に悩まされておりましたが、やっと解決策が見つかりました。

600ccやオーバースケールにされた方、必見です。

先ずは、軽くする方法として従来より「イージークラッチ」を販売いたしておりましたが、当初私の周りのオーナーさん向けに作った処、予想外に多くの反響があり、初期ロットの10倍以上の出荷台数となりました。

セル車輌の大半は、重さに悩まされて居ることが解りました。
そこで、少しでも引き加重軽減になれば良いと、油圧化よりも簡単な、負圧で作動/無改造/取り付け簡単なエアーシリンダーを試してきましたが、かなり軽減されることが判明。
※:劇的に軽くなるわけではなく、元々軽いキック車輌ほどに軽減されます。

セル車用(400/600&強化スプリング用)
DSC03174.JPG

キック車用(400/600&強化スプリング用)(ステーは暫定です)
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この開発に当たり、懸案となったのが、この3点
1)インマニ負圧を利用する事で、負圧通路を介して、シリンダーに燃料が溜まる。
2)常にワイヤーを引く方向に負圧が働くため、レバーのガタをも吸収してしまい、クラッチの繋がり位置が遠くなる。
3)また、クラッチを切っていないときでも、常に引き側に力がかかり、クラッチが滑りやすい。
(フリクションプレートの摩耗が大きい場合)

1)は、NAGバルブのエマルション対策品を使用した場合は、問題発生しないことが解りましたので、エマルション対策品を既にお使いの方は、そのまま。
未使用の方は、相当のリークジェットを使用します。

2)3)は、内部に切り替え弁を儲けることによって、ピストンを挟んで(A室)と(B室)の圧力を切り替えることが出来ました。

引き加重は、クラッチレバー位置でも、大きく変わります。
軽くしたい場合は、レバー位置を水平に(上方)すると軽くなりますが、手首の負担が増します。
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手首が楽な位置を選ぶと・・・重くなります。(今回は、この位置で試走しました)
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今後の展開として、SRX以外の車輌にも対応予定です。

「切れないクラッチ」「出ないニュートラルポジション」は、単独で日記に書いておきますので、読んでください。




posted by sennin at 14:48| SRXクラッチ