2014年06月16日

ドレンボルトネジ修正

マイミクさんが、大事なネジが壊れたらしいので、援護の手をさしのべることにしました。
が・・・・・・・・・・・・・・・・、只ではできません!、交換条件を出してみました。w

私だって、MAZAKの機械修理ばっかりやっているわけではありませんので、こんなことも出来るよ?と仕事も紹介します。(笑

 
お約束通り、背の高い人限定のお仕事とバーター取引です。w
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此方もお約束通り!
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アリタリヤ航空スタッフ御用達のお店に対抗して・・・同じメニューを用意いたしました。
が・・・・、向こうは厚手のやつが3枚乗っていました。スーパーじゃ売ってないよ。

バーター取引の相手は・・ドレンボルトのネジ再生です。
中途半端に残っていたネジも、再度ドレンボルトを挿入して、ねじ切って除去して置きます。
この状態で、タップ下穴サイズになります。

先ずは、ネジが傾いたりしないようにガイドを作り、回しやすいように、Tレンチ仕様(笑
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切粉が、ケース内に落ち込まないように、タップにたっぷりとグリスを塗ります。
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効果のほどは・・
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念のため、ロングノズルのエアーガン先端を、ケース内に入れた状態で、エアーブローします。
これで、切粉対策は万全。

次に、用意したヘリサート(インサートコイルやリコイルとも呼び名があります)の長さ合わせ。
これが長すぎるとケース内に飛び出し、ネジ先端を咬んだりしますので、あらかじめ余分な部分を切り取っておきます。
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(これでもまだ、1巻き半長かったのは・・内緒)w

タップガイド用に作った治具を利用して、コイルをセットして、相手に密着させ・・
ネジが飛ばないように、慎重に回して挿入。
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が・・・・・・ガ〜ン!!!!!!。
心配したとおり、最初の食い込みが悪かったので、押し気味にしたのが災いして、
ネジが・・・一条飛び越えていました。
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(やり直しの図・・・・)本当は、載せたくなかったんですが・・w。
ネジ径が大きいと、難しくなるんだぞ! と、言うことで。


出来ました!
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この後、正月に組むのを手伝ってもらった、蒼い3VN500の試乗会をかねて、近くを散歩してきました。

posted by 仙人 at 10:59| 日記

2014年05月17日

MAZAKその後(5)

2014/05/17のSRX全国オフは、いろんな出来事が重なったので・・
不参加になってしまいました・・。orz

で、私はというと、1年半ぶりに稼働を始めた魔座kと孤軍奮闘中!。

立ちっぱなしでプログラムを組むのも、足の負担が大変なので・・高所作業用の踏み台を改造して、座って作業が出来る様に椅子を用意しました。
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モニター位置が高いので、見上げるのにも・・首も疲れます。
(多分・・・1.7m以上の身長が基準になっているのかも?。)

で、今日出来た部品です。
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すばらしい精度で出来上がっています。
NC旋盤なんだから、本来同じ精度で生産出来なきゃ、おかしいですよね。
(この前に製作した部品も、5日間稼働しても誤差は0.01以内、本来の性能ですね)

2012/10月にはこの人たちに、 今回改造したカップリングを見直し再検査する様に、お願いしたんですがねー。
MAZAK横山.JPG

カップリングとは、モーターと駆動ボールネジを繋ぐ部品。
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次の課題:
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切り子や切削水が稼働部に入り込まない様に、内部にエアー加圧しているんですが・・・
なぜか?、パッキンが無く蓋外周に4ミリの隙間?。
コンプレサー2台動かさないと、空気圧が足りなくなります。

現在は、自作パッキンで対応していますが・・空気圧も加工機3台稼働しても、コンプレサー1台で足りる様になりました。

○ こいつの後部からの空気漏れが半端なく喧しい・・。
全面のシールについて、カスタマーサービス員は・・・「あ!、空気が足りませんね!」と、注意してくれましたが、空気漏れの音が大きいことや、消費量が半端なく多いことには言及せず。
いつも扱っているのに、異常に気がつかない?。
or 気がついていても、知らん顔?。

サービスマンにも尋ねたが・・・「 以前はシールパッキンが付いていました。」と・・・。
なぜ今パッキンが装着されていないのか、教えてくれませんでした。
ひょっとして・・・只の組忘れでしょうか?。

○切削油の腐食臭。
現在タンク内の水溶切削水を撹拌する様に、ポンプモーターを増設しました。
(他の機械は2個使いなのに・・・MAZAKは1個しか有りません。)
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導入時は、「 刃先だけ冷やす仕組みなのね!と納得していたのですが・・」

○タンクの2/3以上の切削水が滞留していて、入れ替わっていないことが判明。
対策として、撹拌用のポンプ増設となりました。

○腐食するもう一つの原因は・・・潤滑油に有ります。
この潤滑油、可動部が動いたときに潤滑する仕組みになっていない様で、稼働していない状態で、電源を入れておくだけで、どんどんオイル消費が始まります。
このOILは、そのまま切削油水槽に落ちていきますので、切削油表面はオイル膜が張り、
空気遮断された状態で滞留しますので、腐食を増長させるようですね。

試しに、一晩オイルパンでうけると・・・30〜40CCのオイルが、刃物ホルダーから
外に落ちてきます。

とりあえず、消費量を減らすために絞り弁を用意しました。
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MAZAK機は、他の機械と比べても、約3倍ほどオイル消費が多いのです。
ECOの観点からも可笑しいですよね。


posted by 仙人 at 18:40| MAZAK

2014年05月08日

1年7ヶ月ぶり

メーカーがさじを投げてから1年半以上経って、やっと製品が削れる様になりました。

やはり私の指摘に、間違いは無かった様で、まだ数個しか出来ていませんが、寸法も安定しているようです。

その製品、
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すごく懐かしい光景です。(笑

きれいにできあがりました。
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ここまでに道のりは、口では言い表せません。

ユーザーをこのような状況に追い込んで、メーカーは何の責任も、落ち度も認めないんでしょうか。
恥を知りなさい!恥を!。

今日得た情報では、「機械は正常です!、すでに直っています!」と言い切った常務取り締まりの方は、今は部署を変わられたそうですね。



追記: 25個ほど制作しましたが、デジタルノギスに現れるほどの(最小メモリ0.01)誤差も無く
    完璧に修復できました。
posted by 仙人 at 14:17| MAZAK

2014年04月25日

MAZAKその後・・・・(4)

修理方法と、修理後の結果を検証。
2日間(48Hr)電源を入れた状態で放置していましたが、かなりの成果があった様です。

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回転工具中心に合わせたときの機械移動量=中心移動量(ここが今回のスタート位置になります)
4/21日
スタート時の補正値(PM5:15  X−0.074mm   Y0.061mm
4/23     (PM1:10  X−0.065     Y0.046
 〃       (PM3:00  X−0.094     Y0.057
4/26     (AM10:30 X−0.094     Y0.044        
 


ダイヤルゲージ(最小メモリが0.01mm)
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残念ながらモーター側は、完全にバラさないと加工が出来ないために、今回はボールネジの細い方だけの追加工となった。

移動量ゼロとはなりませんでしたが、修理前の変化量とは大違いで、
両軸とも、修理前の《時間を追って変化量が増える》ことはなさそうです。

現状は、電源を入れて中心を合わせた状態ですので、工場内の温度変化などを考慮しても・・合格点?。

今日も継続して確認していますが・・6時間経過後の午後4時時点で0.01mm、X軸に変化が現れています。

検証:観察方法
毎日、決まった時間帯に電源を入れ、スタート点の数値確認。
正常であれば、時間を追う毎に変化はするが、電源投入時に大きな数値変化は出ないはずで有る。
(要は、多少の変化は有っても、電源投入時にスタート点に有れば、正常といえる。
※修正前は、電源遮断時点のズレた時点がスタート点になるので、数値は日々大きくなっていた。

修理方法の検証
再度図面を登場させるが、軸のスリップを止めるには、
1,六角穴付きネジ(イモネジ)を使用して、軸を直接止める方法。
2,今回の様にスリ割りを増設して、カップリングの把握力を上げる方法。

1案は、安易ではあるが、軸に生じたガタは消せない。また、カップリングが緩んでいても、ネジで留められてしまうために、ガタ(隙間の有無の検証が出来ない。

2案は、カップリング全体の把握力を上げ、隙間も消滅できる。カップリングを締めていたネジ締め付けトルクに変化が現れるために、カップリングが十分な把握力を有していたかどうかの検証も出来る。

メーカー図面
KMBT_C20020140423161309.pdf

弊社追加工図面
KMBT_C20020140425150631.pdf

パラメーター修正しました。

X AXIS 28450=28568 (補正量+118)読み数値の倍数入力
Y AXIS 99680=98986 (補正量−694)読み数値を入力

XY軸複合なので、入力後に数度確認補正しないと、ゼロにならないのです。

明日以降に、中心がズレなければ、効果があったと言うことになります。

(心の声を聞かせてやれないのが、くやしい!!)
posted by 仙人 at 16:16| MAZAK

2014年04月21日

MAZAKその後(3)

タレットのずれる箇所は解りましたので、対策方法を考えました。

当初、単純に穴開けて止めようと考えていましたが、Y軸側は出来ても
X軸側の場所が悪く、電気ドリルではアクセスできないことが判明しましたので、
スリット箇所に追加で、もう一つスリットを入れることにしました。

下がその図面

DSC02760.JPG

図中心は断面図。

図上左右は加工前。
斜線の部分がネジを締めると・・穴が小さくなるらしいが、
肉厚の違いも考慮したのだろうか・・・・。

図下左右は加工後。
従来の輪切り部分の強度を減らすために、軸方向中心に切り込みを入れます。

これで、1年半未稼働になった原因が取り除けるはずです。

こうご期待です。

追記:

思った通り・・・M8のキャップボルト緩みました・・。

行った加工。

DSC02763.JPG

スリ割りの追加。 
 この時点で、カップリングが緩くなり、カンカンに締まっていたネジが・・

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回りました。
ヘッドの部分のペイントマーカー位置が、ズレていますよね。

正確には、読めないのですが、スリ割りを入れた時点で2kg/fを切りました。
標準は、3.2kg/fぐらいでしょうかね。
続きを読む
posted by 仙人 at 14:32| MAZAK

2014年04月07日

MAZAKその後・・・(2)

昨年10月に工場移転、未だに未片付けの部分も多々あるのですが、少しずつ落ち着いてきましたので、
不動状態で1年半過ごしたMAZAK MSY200の再起動を試みます。

MAZAKも移設禁止に伴うパスワードの再入力をしないと、再稼働が出来ない状態にあるため、先週再入力してもらいました。
(これは、無料だそうです)

 本来であれば、移動前にリース解約して置いてくる手はずになっておりましたが、せっかく付いた買い手もキャンセルになり、泣く泣く新社屋に持ってくることになりました。
 これまでも、社外の機械整&中古機械販売会社等にも、修理の問い合わせてきましたが、MAZAKの社名を言うだけで、あっさり断られていました。

前置きが長くなりましたが、今回再稼働するに当たって、やっとリース会社の修理許可が出ました。
(本来、リースアップするまでは、まだリース会社の資産なので、勝手にいじることは出来ません。)

 まず、X軸が勝手に動いてしまう状況から判断すると、「一番怪しいのは、モーターとボールねじを繋ぐカップリングと呼ばれる部分のスリップ」と、'12年10月の不具合発生時から、再三調べるようにMAZAKにも、言い続けてきましたが・・・「これが正常です。締め付けトルクはわかりません。ねじは緩んでいません」としか、返答していただけませんでしたが、前述の通り、自分のものではないので、手も足も出せない状況になっていました。

なぜ、カップリングを疑うかというと。
○ボールねじのエンドは、スラストベアリングでガタ取りしてある。
○モーターは、M12のキャップボルト4本で筐体に固定。
これだけ見ると、他に動く可能性がある場所は・・・カップリング

カップリング(写真はY軸)X軸は入り組んだ場所なので、説明のために代用。
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添付写真のように、外径75ミリ/内径25ミリの鉄の筒に、中心まで18ミリ幅すり割りがあり、M8のキャップボルトで締め付けます。(断面で説明すると、筒の上部1/4の部分を左右からM8キャップボルト1本で締め付けることになりますが・・・その部分は25X18ミリ四角縦断面になります。

これが、断面図。
DSC02630.JPG

果たして、ねじは緩んでいなかったとして・・軸を締め付けるだけの力がカップリングに動くのか?大いに疑問でした。(経験上アルミ材でも無理です)
追記:

図面でお解りのように、
そもそも、モーター側は「太いシャフト」 ボールネジ側は「細いシャフト
これを同じ条件下で締め付けても、細いシャフト側は、外周肉が多いので、締め付け力が弱まります

整理すると、
整備屋が断る理由の一つに、「エンコーダーを外した場合、イニシャル設定のマニュアルがメーカーから出ない。」と言うことがありましたので、エンコーダー、すなわち駆動モーターも外せないことになります。

○事象からすれば、回転ずれが発生すると言うことは、「モーター固定ねじを緩めれば・・伸びる?」と言うことになります。この方法なら、エンコーダーが大きく狂うこともないので、パラメーターで修正可能となります。

エンコーダー
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モーター取り付け部(ねじ)
検査のために緩めておいたY軸の止めねじ。隙間は出来ない。(X軸も同様に緩めてあるが、隙間が発生)
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ねじを緩め、電源投入してから、2週間後・・・0.25ミリまで隙間が拡大した。
DSC02627.JPG
緩めた当初は、隙間は出来ていないが、駆動されるタレットは、約45度ほど傾いた状態で設置されるため、重さでずり落ちないように、モーターには(カップリングには)常に負荷が掛かっている。

斜めに設置されたタレット。
DSC02629.JPG

これで、確信がとれましたので、カップリングに穴開け/ねじ切りをして、芋ねじを(6角穴付き止めねじ)で、固定します。シャフトにくぼみが出来さえすれば、M5〜M6で止まるはずです。


追記:当ブログに、毎日二人以上の訪問者が「タレット調整 または、芯ずれ」のキーワードで検索して、ブログを読んでいるようですので、参考になれば幸いです。

私一人が悩んでいても、メーカーは聞く耳持ちませんので、同じ状態に心当たりがある方は、是非!メーカーに調査依頼を提出してください。

これからも、施術後の経過を載せて参りますので、よろしくお願いいたします。



posted by 仙人 at 16:06| MAZAK

2014年02月12日

まだまだ、引っ越しの整理中?

新しい工場に引っ越してから、
あっという間に3ヶ月が過ぎました。が・・・・未だ整理中です。(笑

先ずは、手つかずだった2階フロアーの床補修を開始しました。
床の手入れも、大きなところの修理は終えましたので、
今朝から、読書コーナーの雑誌仕分け開始。

修正前、ご覧の通り、以前にもリペアーして形跡があるのですが・・
どうせなら、もう少し上手くやれよ!!(心の声。
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こちら、修正後。
もう一度、フロアークッションを上張りするので、凸凹がないようにしていますので、見た目は重視・・いや、無視!!。
   DSC02520.JPG
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そして、創業時からのバイク雑誌の整理。
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この辺がNAG誕生時期と重なります。
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既に廃刊になった雑誌や、若かりし日のライダーや私に会いたい方は、立ち読みもウエルカムです。

posted by 仙人 at 17:34| 日記

2013年12月31日

感謝を込めて!。

今年は、工作機械が不動になったまま1年が過ぎたり、

10月には急遽、会社の引っ越しを余儀なくされたりと、

大きな出来事が重なりましたが、何とか乗り越えることが出来ました。


これもひとえに皆様の励ましと、お客様の無償労働の提供があったればこそです。
 m( _ _ )m


この時点でも未だ・・・床の塗装と格闘中ですが、出入り口が亡くなる前に
ご挨拶!。(一部、来年に持ち越しが決定!)ww

本年は大変お世話になりました。

来年も、よろしくお願い申し上げます。

皆様にとっても、良い年でありますよう お祈り申し上げます。

(株)ナグ・エスイーディ
   社員一同
posted by 仙人 at 17:56| 日記

2013年09月18日

会社住所が変わります。

しばらく更新しておりませんでしたが、会社住所が移転に伴い変更になります。

新移転先(グーグルビューでもご覧頂けます)


10月一日より、社屋が下記住所に移転します。

新住所と電話番号が決まりましたので、お知らせ致します。

新住所(電話も、FAXも10月1日より、切り替わります。)

登録してあり方は、変更をお願いします。


と・・・・お知らせ致しましたが、

誤:
〒504−0105 岐阜県各務原市各務山の前町4丁目511

正:
〒509−0105 岐阜県各務原市各務山の前町4丁目511:

電話058−385−1698
FAX 058−372−6903

お手数をお掛けしますが、訂正をお願いします。


ツーリングのスタート地点迄の距離が、市内を抜けなくても良くなるので、便利になります。
いつも走っているプチ峠まで5分です。(いままでは・・20分以上掛かっていた)

社名は変わりません。
社長も、誰かが名乗り出るまで、今の体制を維持。
スタッフも変わりません。
相変わらず、次期社長を募集中です。
稼働は、5日頃かと思います。
それまで、ご迷惑お掛けすると思いますが、よろしくお願いいたします。

ついでに、マザックは停止してから、1年になりますが、買い手が付かなければ、一緒に移動します。
一人買い手が付いたのですが、マザックで直して貰えない事が解り、断念されました。
(既に直っているので、修理の必要がない)と、本社で言われたそうで、売れなくなりました。

650万円で、買いたい方が居りましたら、募集中です。(5年落ちです。)

posted by 仙人 at 19:04| 日記

2013年07月24日

夏休みの自由課題

夏休み、自由研究

課題 [ 重曹の働きについて ]
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私の年代で、重曹と聞けば・・ふくらし粉!、
今のように、何でも手に入る時代でなかった頃は、おやつには小麦粉で作った
蒸しパンやホットケーキ(の様な物ww)をふんわり仕上げる為に、よく用いられていました。(もっとふんわりさせようと、沢山使用すると苦くなるだけですので、量方には注意!)

前置きが長くなりましたが、修理依頼を受けて貰えないまま、8ヶ月も記稼働状態になっている、MAZAKのNC旋盤(200UMSY)を処分するに当たり、80Lを越える切削油の処理をしなければなりません。
DSC01857.JPGDSC01858.JPGDSC01859.JPG

他の加工機に比べると、MAZAKは潤滑油の放出量が3倍ほど多いので、これが切削油に混入して他機種と比較してもより腐敗しやすくします。(未稼働時でも、エアーを繋いでおくだけで自動潤滑されるようです。)


そのままの状態で、稼働中のほかの機械の補充用にしても良いのですが、油水分離が大変なので、移す前に潤滑油だけを抽出することにしました。

一晩おくと、表面に潤滑油を含んだ膜が張りますので、これをすくい取って容器に移す。これを毎日、根気よく行います。

それがこれ。
DSC01862.JPG分離状態が分かりやすいように、透明な入れ物で見ると・・
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過去には、湯煎分離も試みたこともありますが、電気エネルギーの無駄を無くす為に、今回は環境負荷の少ない方法で挑みました。
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すくい取った、油膜に重曹を入れ、充分撹拌した後一晩放置します。
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これが、放置後。綺麗に分離しています。
DSC01873.JPGDSC01837.JPGDSC01839.JPG
下に残った澱は、油分を含まない汚水です。(腐敗臭もあります)

分離後の潤滑油を移し替えて集めるときに、若干の澱もまじりますので、開口面積の小さな入れ物に移し、少し重曹を加え撹拌して放置。


こちらが、攪拌時
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沈殿後。綺麗な透明度です。腐敗臭もありません。
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容器底に沈殿しているのは、重曹です。

この工程を経て、抽出された潤滑油は・・・3Lを越えました。
2L入りの容器にまとめたのがこれ。
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抽出されたオイルがエマルションタイプの切削油ではないことが、水を加えても乳化しないことで確認出来ます。
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よゐこは、宿題を早めに済まそうね〜。終盤に追い込むのは駄目だぞ〜♪


NC工作機に付き物の[ 切削油の腐敗 ]処理に、一石を投じられるかも知れませんね。

面白いと思った方、ビジネスパートナーを募集します。
posted by 仙人 at 10:36| NC加工機