2014年07月24日

4輪用NAGバルブ機能説明書

難産でしたが、表題のものが出来上がりました。
担当者に感謝!。

初心者向けに、解りやすくしたつもりですので、読んで頂けたら幸い。
来週には、HP上でも読むことが出来ますが、先に此方でお披露目を。

長文になっていますので、覚悟はいいかな?。(笑4輪機能解説6-17-1(final-1).pdf

タグ:NAGバルブ

2014年07月14日

FCRセッティング

最近、タグで「FCRキャブレター」の記事を見に来る人が増えたような・・気がするので、
ぼちぼち、キャブの記事をまとめなくちゃ逝けない年齢が近づいてきた気がする。(笑

一般的に、キャブはMJから決めるんだ!などと、誰かが間違った情報を植え付けるものだから、
その辺をちょっと走ったり、スナップでMJを決めようとする人の多いこと。

MJって、外れていても?なかなか気がつかないものなんです。その辺りで解るなら、JNのテーパーも段数も必要なくなってしまいます。

この間違った情報は、メーカーは上から(MJから)決める!!。ということが起因しているのだと思う。

あながち間違いでは無いが、この合わせ方はあくまでも、スロットル全開で馬力を測るときのこと。なので、アイドル回転から、セッティングする実走状態では無いんです。

どんなエンジンでも、必ず全閉状態から開けますよね。このときにきれいにつながらないと、バイクは楽しくない。

○今日のレッスン
どんなキャブでも、AS/PSの戻し数を規定値に合わせて、この状態にSJが合うように選択します。
ASしかない場合は1.1/2戻し。FCRなどのPSがある場合はAS1.1/2。PS1.1/4戻しにします。

ここが重要で、始動性が悪くなる原因は、ここにあります。
posted by 仙人 at 17:39| CARB

2014年07月03日

回転工具連結部の破損

一難去って、また一難!。日立精機TS-15もトラブル!。

エンドミルを駆動する、凸凹の左側の部品の凹が破損して、無くなっています。orz

このときほど、MAZAKが直っていてありがたいと思ったことはありません。
でなければ・・2台とも不動状態になるところでした。
MAZAKが動かなかった分まで、通常の倍以上働いたからナー・・。m(._.)m

破損した箇所
DSC02906.JPG
DSC02907.JPG

思えばこいつも、導入時から発生した不具合箇所は、3年間で32項目も有りました。
同じく、メーカーが不具合と認めないので、全て克服するのに10年もかかってしまった・・。
10年後に、不具合箇所全て有償で直しました。(この間に日立精機は倒産・・・orz)

この部分も、エアーシリンダーの飛び込みスピードが速すぎて、私の提案でスピードコントローラ(700円也)を増設するまでに、連結不良を繰り返したために叩かれて相当痛んでいました。
先端が丸まってしまっているのが解りますよね。

新しい部品に合わせて、先端を切り取り、芯がズレないように超綱ドリルで中心に穴開けておき、差し込みます。

新しく、MAZAKで削り出した部品です。
DSC02908.JPG

このようにはまります。
DSC02910.JPG

蝋付けして・・、頃合いを見計らって、冷却焼き入れします。
DSC02913.JPG

はみ出した蝋を削りとって、研磨。
DSC02914.JPG

エアーシリンダーに組み付け。連結時は、このシリンダーの出入りで行います。
真ん中辺りのセレーションは、モーター駆動プーリーに差し込まれます。
DSC02915.JPG
DSC02916.JPG

組み込んだら、連結するかどうか、確認。
DSC02917.JPG
大丈夫でした。壊れる前は、ガタがあったのですが、それも無くなりました。
まさしく!怪我の功名!。w

カバーを取り付け、終了。
DSC02918.JPG

早速、作業開始しましたが、連結部のガタのため荒れ気味だった、回転工具の切削痕は、新品の時の様にきれいに削れています。

このシャフト、今でも部品で出るそうですが・・・なんと!!1本30万円なり!。

あー、今日は・・?

あー今日も、いい仕事をしたなー。
予備も作っておいたので、後3回は更新出来ます。
これで、私の目の黒い間は、心配しなくても 良くなった!。wwww
posted by 仙人 at 18:06| NC加工機

2014年06月20日

腐敗臭

水溶性切削油の腐敗対策に頭を悩ませて居りましたが、どうも、MAZAK推奨の機械オイルが相性が悪いのでは無いかと思い、思い切って専門家に相談してみました。

此方がMAZAKが推奨していたオイル
DSC02897.JPG

DSC02891.JPG


が・・・
専門家の説明では、嫌気性バクテリアの餌になるマグネシウムなどが多く含まれており、これが腐敗の原因になるそうです。

では、腐敗しにくい(ゼロにはならない)オイルが有るのか?。

実は、有りました。
新しい機械オイル
DSC02889.JPG

DSC02888.JPG
これと相性の良い切削油を使えば、PH管理が出来ていれば、ほぼ克服出来るそうです。

此方は、水溶性切削油 新旧
DSC02892.JPG
左は今回導入したオイルメーカー推奨油。
左は今までのもの。メーカーの名誉のために付け加えますが、機械オイル潤滑の必要が無い、日立精機TS-15では、10年間腐敗したことは有りません!優秀です。そのうち、新しく導入した潤滑用オイルとの相性も見てみたいと思います。
DSC02893.JPG

使用し始めて4日目に入りましたが、今のところは新しい機械を導入したときの、懐かしいにおいが・・(笑
心なしか?切削面もきれいに見えるんですが・・(笑

果たして、救世主となるのか?、もう少し経過を見てから中間報告をしましょう。

しかし、このこと一つとっても、MAZAKは不勉強体質だと思います。

実際に相談しても、「オイルスキマーが販売されていますので、それをお使いください」としか、答えてくれないですから・・・。

追記:新しいオイルは、切削油に混入しにくく、分離性が高いので油分回収しやすくなります。
今までのは、混入して厚い膜を形成するので、切削油と潤滑油の境目が無くなる。

が・・・使う側からすれば、発想の転換で切削油と同化して、油分回収しなくても良い性質を持った潤滑油が有れば、なお良いのだが・・・。誰か開発してくれませんかねー。(切削油原液で潤滑するイメージで)
posted by 仙人 at 10:59| 油水分離

2014年06月19日

BMW R1100用ステップバー

ステップバーが「滑りやすい」と言うお客様のご要望で、ローレット付き
ステップバーを作りました。(税別セット価格 14,000円 )

HP用.JPG

車両は・・えっ! ランディ・マモラ レプリカ?
DSC02555.JPG

こんなのにも乗っていたなんて・・知らなかった。

5セット作りましたので、早い者勝ちです。(笑

独り言・・・(加工機が稼働していれば、こんなものも作れちゃうんです。)
タグ:ビレット
posted by 仙人 at 09:35| 日記

2014年06月16日

ドレンボルトネジ修正

マイミクさんが、大事なネジが壊れたらしいので、援護の手をさしのべることにしました。
が・・・・・・・・・・・・・・・・、只ではできません!、交換条件を出してみました。w

私だって、MAZAKの機械修理ばっかりやっているわけではありませんので、こんなことも出来るよ?と仕事も紹介します。(笑

 
お約束通り、背の高い人限定のお仕事とバーター取引です。w
DSC02869.JPG
此方もお約束通り!
DSC02870.JPG
アリタリヤ航空スタッフ御用達のお店に対抗して・・・同じメニューを用意いたしました。
が・・・・、向こうは厚手のやつが3枚乗っていました。スーパーじゃ売ってないよ。

バーター取引の相手は・・ドレンボルトのネジ再生です。
中途半端に残っていたネジも、再度ドレンボルトを挿入して、ねじ切って除去して置きます。
この状態で、タップ下穴サイズになります。

先ずは、ネジが傾いたりしないようにガイドを作り、回しやすいように、Tレンチ仕様(笑
DSC02872.JPG

切粉が、ケース内に落ち込まないように、タップにたっぷりとグリスを塗ります。
DSC02874.JPG

DSC02873.JPG

効果のほどは・・
DSC02875.JPG
念のため、ロングノズルのエアーガン先端を、ケース内に入れた状態で、エアーブローします。
これで、切粉対策は万全。

次に、用意したヘリサート(インサートコイルやリコイルとも呼び名があります)の長さ合わせ。
これが長すぎるとケース内に飛び出し、ネジ先端を咬んだりしますので、あらかじめ余分な部分を切り取っておきます。
DSC02876.JPG

DSC02877.JPG
(これでもまだ、1巻き半長かったのは・・内緒)w

タップガイド用に作った治具を利用して、コイルをセットして、相手に密着させ・・
ネジが飛ばないように、慎重に回して挿入。
DSC02878.JPG

DSC02879.JPG

が・・・・・・ガ〜ン!!!!!!。
心配したとおり、最初の食い込みが悪かったので、押し気味にしたのが災いして、
ネジが・・・一条飛び越えていました。
DSC02880.JPG
(やり直しの図・・・・)本当は、載せたくなかったんですが・・w。
ネジ径が大きいと、難しくなるんだぞ! と、言うことで。


出来ました!
DSC02881.JPG

この後、正月に組むのを手伝ってもらった、蒼い3VN500の試乗会をかねて、近くを散歩してきました。

posted by 仙人 at 10:59| 日記

2014年05月17日

MAZAKその後(5)

2014/05/17のSRX全国オフは、いろんな出来事が重なったので・・
不参加になってしまいました・・。orz

で、私はというと、1年半ぶりに稼働を始めた魔座kと孤軍奮闘中!。

立ちっぱなしでプログラムを組むのも、足の負担が大変なので・・高所作業用の踏み台を改造して、座って作業が出来る様に椅子を用意しました。
DSC02830.JPG 

モニター位置が高いので、見上げるのにも・・首も疲れます。
(多分・・・1.7m以上の身長が基準になっているのかも?。)

で、今日出来た部品です。
DSC02832.JPG

すばらしい精度で出来上がっています。
NC旋盤なんだから、本来同じ精度で生産出来なきゃ、おかしいですよね。
(この前に製作した部品も、5日間稼働しても誤差は0.01以内、本来の性能ですね)

2012/10月にはこの人たちに、 今回改造したカップリングを見直し再検査する様に、お願いしたんですがねー。
MAZAK横山.JPG

カップリングとは、モーターと駆動ボールネジを繋ぐ部品。
DSC02764.JPG


次の課題:
DSC02829.JPG

切り子や切削水が稼働部に入り込まない様に、内部にエアー加圧しているんですが・・・
なぜか?、パッキンが無く蓋外周に4ミリの隙間?。
コンプレサー2台動かさないと、空気圧が足りなくなります。

現在は、自作パッキンで対応していますが・・空気圧も加工機3台稼働しても、コンプレサー1台で足りる様になりました。

○ こいつの後部からの空気漏れが半端なく喧しい・・。
全面のシールについて、カスタマーサービス員は・・・「あ!、空気が足りませんね!」と、注意してくれましたが、空気漏れの音が大きいことや、消費量が半端なく多いことには言及せず。
いつも扱っているのに、異常に気がつかない?。
or 気がついていても、知らん顔?。

サービスマンにも尋ねたが・・・「 以前はシールパッキンが付いていました。」と・・・。
なぜ今パッキンが装着されていないのか、教えてくれませんでした。
ひょっとして・・・只の組忘れでしょうか?。

○切削油の腐食臭。
現在タンク内の水溶切削水を撹拌する様に、ポンプモーターを増設しました。
(他の機械は2個使いなのに・・・MAZAKは1個しか有りません。)
DSC02827.JPG
導入時は、「 刃先だけ冷やす仕組みなのね!と納得していたのですが・・」

○タンクの2/3以上の切削水が滞留していて、入れ替わっていないことが判明。
対策として、撹拌用のポンプ増設となりました。

○腐食するもう一つの原因は・・・潤滑油に有ります。
この潤滑油、可動部が動いたときに潤滑する仕組みになっていない様で、稼働していない状態で、電源を入れておくだけで、どんどんオイル消費が始まります。
このOILは、そのまま切削油水槽に落ちていきますので、切削油表面はオイル膜が張り、
空気遮断された状態で滞留しますので、腐食を増長させるようですね。

試しに、一晩オイルパンでうけると・・・30〜40CCのオイルが、刃物ホルダーから
外に落ちてきます。

とりあえず、消費量を減らすために絞り弁を用意しました。
DSC02828.JPG

MAZAK機は、他の機械と比べても、約3倍ほどオイル消費が多いのです。
ECOの観点からも可笑しいですよね。


posted by 仙人 at 18:40| MAZAK

2014年05月08日

1年7ヶ月ぶり

メーカーがさじを投げてから1年半以上経って、やっと製品が削れる様になりました。

やはり私の指摘に、間違いは無かった様で、まだ数個しか出来ていませんが、寸法も安定しているようです。

その製品、
 DSC02797.JPG

すごく懐かしい光景です。(笑

きれいにできあがりました。
DSC02798.JPG

ここまでに道のりは、口では言い表せません。

ユーザーをこのような状況に追い込んで、メーカーは何の責任も、落ち度も認めないんでしょうか。
恥を知りなさい!恥を!。

今日得た情報では、「機械は正常です!、すでに直っています!」と言い切った常務取り締まりの方は、今は部署を変わられたそうですね。



追記: 25個ほど制作しましたが、デジタルノギスに現れるほどの(最小メモリ0.01)誤差も無く
    完璧に修復できました。
posted by 仙人 at 14:17| MAZAK

2014年04月25日

MAZAKその後・・・・(4)

修理方法と、修理後の結果を検証。
2日間(48Hr)電源を入れた状態で放置していましたが、かなりの成果があった様です。

DSC02770.JPG

回転工具中心に合わせたときの機械移動量=中心移動量(ここが今回のスタート位置になります)
4/21日
スタート時の補正値(PM5:15  X−0.074mm   Y0.061mm
4/23     (PM1:10  X−0.065     Y0.046
 〃       (PM3:00  X−0.094     Y0.057
4/26     (AM10:30 X−0.094     Y0.044        
 


ダイヤルゲージ(最小メモリが0.01mm)
DSC02772.JPG

残念ながらモーター側は、完全にバラさないと加工が出来ないために、今回はボールネジの細い方だけの追加工となった。

移動量ゼロとはなりませんでしたが、修理前の変化量とは大違いで、
両軸とも、修理前の《時間を追って変化量が増える》ことはなさそうです。

現状は、電源を入れて中心を合わせた状態ですので、工場内の温度変化などを考慮しても・・合格点?。

今日も継続して確認していますが・・6時間経過後の午後4時時点で0.01mm、X軸に変化が現れています。

検証:観察方法
毎日、決まった時間帯に電源を入れ、スタート点の数値確認。
正常であれば、時間を追う毎に変化はするが、電源投入時に大きな数値変化は出ないはずで有る。
(要は、多少の変化は有っても、電源投入時にスタート点に有れば、正常といえる。
※修正前は、電源遮断時点のズレた時点がスタート点になるので、数値は日々大きくなっていた。

修理方法の検証
再度図面を登場させるが、軸のスリップを止めるには、
1,六角穴付きネジ(イモネジ)を使用して、軸を直接止める方法。
2,今回の様にスリ割りを増設して、カップリングの把握力を上げる方法。

1案は、安易ではあるが、軸に生じたガタは消せない。また、カップリングが緩んでいても、ネジで留められてしまうために、ガタ(隙間の有無の検証が出来ない。

2案は、カップリング全体の把握力を上げ、隙間も消滅できる。カップリングを締めていたネジ締め付けトルクに変化が現れるために、カップリングが十分な把握力を有していたかどうかの検証も出来る。

メーカー図面
KMBT_C20020140423161309.pdf

弊社追加工図面
KMBT_C20020140425150631.pdf

パラメーター修正しました。

X AXIS 28450=28568 (補正量+118)読み数値の倍数入力
Y AXIS 99680=98986 (補正量−694)読み数値を入力

XY軸複合なので、入力後に数度確認補正しないと、ゼロにならないのです。

明日以降に、中心がズレなければ、効果があったと言うことになります。

(心の声を聞かせてやれないのが、くやしい!!)
posted by 仙人 at 16:16| MAZAK

2014年04月21日

MAZAKその後(3)

タレットのずれる箇所は解りましたので、対策方法を考えました。

当初、単純に穴開けて止めようと考えていましたが、Y軸側は出来ても
X軸側の場所が悪く、電気ドリルではアクセスできないことが判明しましたので、
スリット箇所に追加で、もう一つスリットを入れることにしました。

下がその図面

DSC02760.JPG

図中心は断面図。

図上左右は加工前。
斜線の部分がネジを締めると・・穴が小さくなるらしいが、
肉厚の違いも考慮したのだろうか・・・・。

図下左右は加工後。
従来の輪切り部分の強度を減らすために、軸方向中心に切り込みを入れます。

これで、1年半未稼働になった原因が取り除けるはずです。

こうご期待です。

追記:

思った通り・・・M8のキャップボルト緩みました・・。

行った加工。

DSC02763.JPG

スリ割りの追加。 
 この時点で、カップリングが緩くなり、カンカンに締まっていたネジが・・

DSC02764.JPG

回りました。
ヘッドの部分のペイントマーカー位置が、ズレていますよね。

正確には、読めないのですが、スリ割りを入れた時点で2kg/fを切りました。
標準は、3.2kg/fぐらいでしょうかね。
続きを読む
posted by 仙人 at 14:32| MAZAK